良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

博多ライブ

7/31
朝9時20分羽田発の飛行機で他のメンバーと一緒に福岡に向けてに出発。ほぼ定刻に福岡空港に到着しタクシーで一路DRUM LOGOSへと向かう。福岡は空港から市街地までが非常に近いのでとても便利。ただ離着陸をミスったら即大災害発生なのでその点は怖い。

11時半頃に会場到着。スタッフに挨拶。楽屋でさっそく弁当を食べる。ステージに下りて機材のセッティング直し。シュート(照明の調整)が終わり13時半からサウンドチェック、リハ。日曜日ということもあってか開演が17時と非常に早いのであまり時間が無い。サクサクとリハ進める。

16時過ぎにリハ終了。楽屋に戻ると夜の分のお弁当が置いてあったので半分くらい食べる。昼食からあまり時間が経っていなかったがライブ途中に空腹感を感じるのは最悪なので軽く胃を満たしておく。

17時、オンタイムでライブ開始。水木一郎さん登場。「ハーロック」を熱唱。続いて堀江美都子さん登場で「ボルテスV」。そしてデュエットで「キャプター」。まず大御所のお二方が九州のAJFファンのみんなに一発かましてくれた。

次のブロックで影山ヒロノブ兄さん登場。会場ヒートアップ。その勢いに乗って遠藤正明さん(通称エン様(笑))、きただにひろしさんと続く。そして各自持ち歌を歌った後、3人でプチJAM編成で「限界バトル」を熱唱…

のはずだったがトラブル発生。エン様のマイク故障のためハウリングの嵐。演奏を中断しマイク交換。あらためて「限界バトル」を熱唱。お客さんはあまり見られない曲中断の光景を見られてこれはこれでラッキーだったかも。(^^)

色々な意味で盛り上がった第2ブロックが終わりアコースティックコーナーへ。影山さん、水木さんがギターを持ち、歌手チーム全員で2曲歌い上げる。我々バックのメンバーは楽屋にいったん引っ込む。その間食べかけだった弁当をちょい食べる。会場で歌っていたみなさん、ごめんなさい。メシ食ってました。

メシ後、じゃなくてアコースティックコーナー後(笑)はまたまた水木さん、堀江さん。お馴染みの超有名曲を福岡でお披露目。それにしても「キャンディキャンディ」は良い曲だ。

続いてはギター弾き語りコーナー、ということで満を持して山本正之さん登場。会場は異様な熱気に包まれる。ギターと歌だけでここまで会場を煽れる人もそうはいない。1曲歌い終わるごとにお約束の譜面プレゼント。もらったお客さんはラッキー。

ちなみにこのコーナーもバックメンバーは楽屋で待機。当然のように残りのお弁当を平らげる。結局ライブ中に弁当を全部食べ終えてしまった。

山本さんコーナー終わり、激しい系の盛り上がる曲を並べたブロックへと突入。エン様、きただにさん、影山さんがお馴染みの「ガオガイガー」「ワンピース」「ドラゴンボール」などの曲達を激しく歌いまくる。会場の盛り上がりも最高潮。

その流れに続いて再度山本さん登場。今後はバンド形態で歌いまくる。こちらもお馴染み「イッパツマン」と「オタスケマン」。会場がグッタリとなったところで(笑)堀江さんが爽やかに「チックル」、そして水木のアニキがシメで「バロム1」。会場の全員で熱唱して本編End。

アンコールの声に押されアニキと堀江さん登場。AJFのテーマソングでもある「Dear Friend」を歌う。サビの部分は会場のファンの人たちも一緒に声を出してくれていた。曲のメロディだけでなく歌詞もなかなか良い感じの曲で俺も大好きな歌だ。

そしてお約束の長喋りがあり(笑)今日のライブ最後の曲「マジンガーZ」で再び会場大盛り上がり。このあたりの曲になると歌手本人よりも客席の方が歌詞完璧だったりする。(^^)我々メンバーも盛り上がってしまい2コーラス目では当然のごとくアレンジをより激しい方向に変えて演奏。気づいた人いたかな?曲の最後は水木さんが譲って影山さんがジャンプでシメ。(本人いわく「1m20cmくらい飛び上がっていた」そうです(笑))

見に来てくださった方々、本当にありがとう!

終わって近くの居酒屋で打ち上げ。いろいろと楽しく盛り上がったとさ。

P.S.
「限界バトル」の時に発生したマイクトラブル裏に実はもう一つのトラブルが隠されていたのだ。この事実を知る人間は俺自身とスタッフ数名しかいない。(のだけれどバラしてしまおう)

「限界バトル」の曲紹介の時に影山さんの声がものすごい勢いだったので俺はそちらに気をとられてしまい一拍数え間違えてカウントを出してしまった。そのため演奏とオケの音がズレて曲がスタートしてしまったのだ。

気づいた音担当のスタッフはこのままでは演奏がグチャグチャになってしまうと思い、オケを止める判断をした。そしてオケを今まさに止めようとしたところ、エン様のマイクのハウリングというもっと大きなトラブルが発生したため影山さんの指示でオケを止めることとなった。

会場で見ていた人はおそらくみなマイクのハウリングのせいで曲が止まったと思っていただろうが(それはそれで事実なのだが)、仮にハウリングが無かったとしても俺のミスのせいでオケは止めざるを得なかったのだ。

もしオケを止めていたら音の薄いさびしい状態で「限界バトル」をお届けするハメになるところだった。奇跡的にあのタイミングでマイクのトラブルを起こしてくれた神様(もしくはエン様orモニターマンのH田君)に感謝。おかげで俺のミスも見事に隠蔽されたし。(笑)

ただ今後このようなことのないように自戒の意味も込めてこの事実を晒すことにする。

以後気を付けま〜す!