○○○○される!
前回のブログで身に付けるもので第一印象がある程度決まってしまうということを書いたがさっそく身を持ってその事を体験することができた。
昨日は家で相変わらず作曲作業をしていたのだが煮詰まってしまったため気分転換に出かけることにした。
特にどこに行きたいわけでもなかったが新規オープンしたヨドバシカメラを覗いてみようと秋葉原に行く事にした。開通したばかりのつくばエキスプレスにも乗ってみたかったし。
さて…
子供の送り迎えや近所への買い物などは完全地元仕様という油断しまくった服装(笑)でガンガンママチャリをこいでいる俺だがちゃんとした外出の時はそれなりにちゃんとしたミュージシャンっぽい服装をしていく事にしている。やはり誰が見ているか分からないしね。
そんなわけで昨日はお気に入りのブランドのジーンズとやはりブランドもののオレンジ色のあざやかなシャツを着て(バーゲンだけどさ)、バッファローのあげ底厚底スニーカーを履くといういでたち。ちょっとはオシャレに気を遣っているように見えたはず。自分でもその格好は結構気に入っていた。
…が、そんなオシャレさんの俺を世間はそう見ていなかったらしい。
最寄の駅まできて改札まであと少しというところで突然二人の男に行く手を遮られた。
ちょっといいかな〜。
ん?なんだこの馴れ馴れしいヤツは。
青い制服に制帽…?
あっ、なんだ、おまわりさんじゃん。
何の用だろう…。落し物でもしたかな。
訝しがる俺を見て警官は続ける。
いや〜、すいませんね〜。
最近はこの辺も物騒でさ〜。
で、一応
持ち物見せてくれる?
…って
これ思いっきり
職務質問じゃん(笑)。
ってことは俺、アヤシイ人に見えたって事?失礼な〜!
こんなオシャレさんをつかまえて。
そんな俺の思いをよそに警官は俺のバッグを念入りに調べ始める。
俺はこういう時はどんなにムカついていても紳士的に協力することにしているので
これはお財布
こっちが小銭入れ
これは名刺入れ
これは家の鍵とかドラムのチューニングキー
これは携帯入れるところね
と丁寧に説明。
しかしその間ももう一人の警官は俺のズボンのポケットをポンポンと叩いて持ち物チェック。
だから危ないモノなんか持ってないっちゅ〜ねん!(笑)
ひとしきりチェックが終わると警官は何もブツが出なかったので(当たり前だ)
ご協力ありがとうございました〜!
と笑顔で去っていった。
ったく去るときが早いんだ、これが。
でも職質されているときすぐそばのバス停で待っていたおばあちゃんは明らかに俺の顔見ておびえてたぞ。これで俺のイメージが悪くなってご近所を歩けなくなったらどうするんだ!>警察
そんなこんなを乗り越えて、その後つくばエキスプレスに乗り秋葉原に無事到着。ヨドバシを一通り見て歩くも音楽関係の機材が充実していなくて個人的には不満の残る品揃えであった。これなら有楽町か池袋のビックカメラの方がいいな。
カミさんの職場が近かったので一緒に昼食をとることにする。カレーうどんが美味いといううどん屋に入り、二人ともカレーうどんを注文。評判どおり美味かった。汁までしっかりのんでお腹いっぱい。
職質された件をカミさんにグチる。
俺、そんなアブない人に見えるかな〜?
ナイフとか持っているように見える?
う〜ん、そうは見えないけど
覚醒剤とか持っていると思われたのかも。
そ、そっちかよ…。
ま、いずれにしろ
カタギに見えなかったんだから良かったじゃない
…って、あのな〜
それって慰めか?
というわけでオシャレな格好も警官から見ると単なる
アブナイ人
に見える事もあるのでご注意を。