電気ケトル
以前から自分のホームページの「Favorites」に書こうと思っていたのだがこちらに書くことにする。
唐突にこんな事言ってすんません(笑)。
でもいいものはいいのだ。
元々うちの母から
欲しいので通販で買って
と頼まれ、だったら
じゃ、ついでにうちも買う
とアマゾンのサイトで昨年2個購入したのがこの電気ケトルとの出会い。
その時買ったのは下の写真の前の型のヤツだったが非常に気に入っていて今でもバリバリ現役である。
※ちなみにここのアメーバブログとアマゾンは提携しているのでアマゾンの写真を使わせてもらう。ついでに言えばこの画面をクリックして商品を購入してくれると俺に小銭が入るので買う場合は必ずここからアマゾンのサイトに行くように。(笑)
さて、この電気ケトルの何が良いか。
それは、とにかくシンプルなところ。これに尽きる。
デザインからしてすっきりとしているが機能をお湯を沸かすことのみに絞ったその潔さは本当に気持ちよい。
これ日本のメーカーあたりだと
保温機能付き
温度調節機能付き
沸騰すると音が鳴る
急にお湯が出ないように安全ロック
などと機能満載となることは間違いないが、このケトルにはそういったおせっかい機能はまったくない。
スイッチを入れる→お湯が沸く→スイッチが切れる
このシンプルなプロセスだけである。
スイッチが切れるときも電子音などは鳴らず、せいぜいカチッというわずかな音がするだけであるからボケッとしていると沸騰したことには気づかず、お湯はどんどん冷めていく。
電子音がピーピー鳴りまくってお知らせ機能の充実し過ぎた日本製品に慣れきった体には一見不親切・不便な作りに思えるかもしれないがまったくそんなことはない。
我が家でもこのケトルを使い始めた当初は沸騰したのに気づかず「あれっ?スイッチがいつの間にか切れてる。また沸かし直しだよ〜」ということもよくあった。けれど慣れてくるとカチッというわずかな沸騰のサインも聞き漏らさなくなる。
要は慣れの問題だ。
しかも慣れてくるとこちらの方が気持ち良い。
我が家の電子レンジは料理の出来上がり時にピーッと音が鳴る。ま、それはいいとしてもその後も中身を取り出さないと定期的にピーピーピーピー鳴るので結構イラつく。
お風呂もご丁寧に「お風呂が沸きました」と喋る。しかも沸く前には「もうすぐお風呂が沸きます」って予告付きだ。そこまで心待ちにしてないっちゅ〜ねん(笑)。
実家も電子音だらけでお風呂が沸いたのか米が炊けたのかいまだに両親はよく間違える(笑)。
必要以上に過保護なお知らせ機能が蔓延したおかげでイライラさせられることが多くなった。
このT-FALの電気ケトルは使ってみて本当に必要なのは何かということを考えさせられるきっかけともなった製品でもあり、単なるヤカンということを越えて気に入っている製品である。
P.S.
大事なことを書き忘れた。
この電気ケトルはガスでお湯を沸かすよりも断然早い。すぐにコーヒーを飲みたい時などは非常に重宝する。