良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

YAZAWA!

BSでやっていた矢沢永吉のライブを見る。


う〜ん…

カッコいい。





カッコ良すぎる!





なんなんでしょう、このカッコ良さは。俺は特にYAZAWA
のファンというわけでも無いしCDも無論持ってません。
けれどそんな俺がライブ映像に釘付けなんです。


歌うときにパッとマイクをつかむ仕草、ステージでの歩き方、
表情、手の動き、タオルを使ってのアクションなどなど、よく
YAZAWAのモノマネをする時にみんなやりますよね。


ホントそのまんまYAZAWAがやるんです。
で、その一つ一つがいちいちキマるんです。


人によってはクサいとかカッコつけていると言う人もいるか
も知れませんがあそこまで行くともはやそんな低いレベル
ではなく完全にあの動きは体に染み付いていて心に反応
して自然と四肢がそう動いている感じです。


動きだけであれだけ魅せられる人ってそういないよな〜、
なんて思いながら見ていました。


ライブを見ていて驚いたことをいくつか。

・裸がきれい
YAZAWAの衣装はとてもシンプルで上はシャツを一枚羽
織って下はジーンズなんてのが多いんですがシャツの合
間から見えるお腹がすごくきれいなんです。もちろん節制
をして無駄なお肉が一切ついていないからというのもある
んですが本当にきれいなツルッとした質感で50歳代であ
の体というのは日本で他に絶対いないと確信を持って言
えます。そのくらいきれいです。


・曲調はロケンロール!
YAZAWAがステージでやる曲は純然たるロケンロールです。
もうちょっと客ウケを狙ったポップで聞きやすいものもあるの
かと思いきやライブ映像を見る限りはそういった軽い曲は1曲
もありませんでした。泥臭いギターリフに男の哀愁がただよ
うセクシーな歌詞を乗せて歌うというスタイルを貫いていまし
た。それでいてあれだけの支持を得るというのはやはりただ
ものではないですね〜。


・歌詞は別の人
これが一番意外だったのですがライブでやっていた曲は全
て作家さんが書いた歌詞でYAZAWAは作曲のみでした。な
んかあの歌の世界観って絶対に自分で書いた歌詞だから
こそかもし出せると思っていたのにYAZAWAは作曲者だった
なんて…。要するに誰が詞を書いても自分の世界に染め上
げてしまうということなんでしょうね。


・キーボーディストがあの人
ライブの映像は2005年の年末のライブハウスツアーの模
様を収録したものだったのですがキーボードを弾いていた
のがなんと以前俺がサポートをしたことのある染谷俊君
した。染谷君は元々ピアノも上手でしたが俺の中では歌を
歌いながら「ピアノも弾く」人というイメージだったのでキー
ボーディストでしかもYAZAWAのライブに参加していると言
うのは本当に驚きでした。ライブではごきげんなホンキート
ンクピアノを聞かせてくれて感動しました。




そんなわけでみなさんも是非一度YAZAWAにやられてみて
ください(笑)。