良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

大発見!?

昭和天皇が1988年、靖国神社A級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示す発言をしていたとする当時の宮内庁長官富田朝彦氏(故人)が書き残したメモがあることが関係者の話で20日、分かった…




というわけでメディアが大々的にこの件を取り上げていますがまず最初に感じたこと。


これってホンモノ?
メモの
真贋を確かめなくて大丈夫?

次に感じたのが


誰がどういう意図を持って?
なぜ今?このタイミングで?


ということ。北朝鮮のミサイル問題が起き日本もしっかりとした防衛力をという声が強まる中で唐突に発表されるあたり政治的なきな臭さを感じたりもします。ま、これは深読みのしすぎかも知れませんが。


ただこれでA級戦犯合祀に反対していた人間や分祀派の人達は「天皇陛下だってこう言っていたんだから」と鬼の首取ったように勢いづくんでしょうね。でも日頃天皇制に反対の立場を取っている人間がこういう時だけ天皇陛下の意向を利用するのはちょっとずるさを感じます。


仮にこのメモがホンモノだったとしても天皇陛下のお言葉って言うのはものすごく重みがあり政治的にも大きな影響を与えざるを得ないのでやはり第三者が軽々しく発表するのは控えるべきだったんじゃないかと個人的には思います。発表するとしても50年後とかね。


俺自身は東京裁判自体裁判としてどうなのよと思っているので、そこで無理やりひねり出された「戦犯」という存在はA級だろうがB級だろうが今後もこれまで通り合祀で問題ないと思っています。


ま、周りがいくら騒いだところで合祀するしないは靖国神社という宗教法人が決めるべき問題で外部の人間がとやかくいうことではないんですけどね(^^)。