失礼な電話
ある日の昼下がり。
プルルルル。ガチャ。
俺:はい、××です
X:(甲高い熟年女性の声で)あの〜、奥様いらっしゃいますかあ?
はぁぁぁ、もうこの時点でアウト。まっとうな商売ならまず会社名を名乗るのがスジというか常識。こういう無礼な喋りだしをするのはロクでもない会社と相場は決まってます。
カミさんは仕事でいないけど、もしいたとしても名乗りもしない得体の知れない相手に誰が取り次ぐものか。
俺:今いないんですけ…
X:ではまたかけ直し…
俺:失礼ですけどどちら様ですか?
逃がすか、ボケ。目的の相手がいないと知ったらさっさと切ろうとしやがって。まだ聞きたいことがあるんだよ。っていうか少しでも時間をかけて電話代を無駄に消費させてやる!(笑)
X:○○○と申します。
俺:で、なんの会社?
X:クリーニング屋です。
俺:クリーニング屋さん?
X:はい。あのではまたおかけ直しいたしますので…
俺:いやもうかけてこないで…
ガチャ。
・・・
切りやがった。こちらの話がまだ途中だというのに。
こういう商売のやり方ってどうなんでしょう。わざわざお昼ご飯時を狙って電話してきて一方的に喋りまくり商品を売りつける…。気の弱い奥さんなら口車に乗せられてなんらかの契約をしてしまうのでしょうか。
っていうかそもそも「クリーニング」みたいな地元のお店で用が足りるサービスを電話でセールスして商売が成り立つんでしょうか。
ま、とにかくうちの電話機の「迷惑電話番号」に登録したからここの会社からは二度とかかってくることはないでしょう。
この電話のおかげでカップラーメンの麺が伸びちまったよ。ったく。