良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

声優さん

東京新潟間は車でゆったり走っていると4時間以上かかるので、子供たちは飽きてしまいます。


そこで毎回車の中でノートパソコンで映画を見せている、と以前ブログと書いたと思います。


私は運転しているので当然映像は見られないのですが、音声は車のステレオ経由で出しているので私も聞くことができます。


そこで気付いたこと。






やっぱり声優ってすごい






音声だけで映画を聞いているとプロの声優さんの声の表現力のすごさが本当に良く分かります。特にベテランの声優さんともなるとその声のダイナミクスの幅の広さが尋常じゃない。


それから発声の素晴らしさ。大きな声もささやき声も声色をいろいろと変えてもとても聞きやすいんです。あれは本当に厳しい訓練の賜物だと思います。


私たちが普段何気なく見ている映画とかテレビのアニメですが、本物のプロフェッショナルに支えられているんだなとあらためて思いました。


ところで…


最近は俳優さんやタレントさんが声優をやるケースがあって本業ではないのにプロの声優さん顔負けの素晴らしいパフォーマンスを見せて(聞かせて)くれる人がいます。


私が好きな人を何人かピックアップ。
(敬称略)


竹中直人
・長靴をはいた猫(シュレック
・金獅子のシキ(ワンピース)

惚れ惚れするような美声
渋い役もコミカルな役もこなす
役者としても一流だし歌手でもある。
本当に多彩な人。


田中裕二爆笑問題
・マイク・ワゾウスキ(モンスターズインク)

元々ツッコミで声の表情が豊かなのに加え、独特の声のトーンがアニメにはピッタリだと思う。マイク・ワゾウスキは完璧にハマってる。


浜田雅功ダウンタウン
シュレック

私は役者としての浜ちゃんも実は好きなのだけれど、シュレック役の浜ちゃんは本当に好き。なんで関西弁なんだよ!と思うが、シュレックの吹き替えに浜ちゃんを抜擢して関西弁で喋らせた人は天才だと思う。今更標準語でシュレックが喋ったら逆に違和感を感じるくらいに脳に刷り込まれています。


えなりかずき
・ベタメッシュ(アーサーとミニモイの不思議な国

俳優さんが吹き替えをやると時として俳優さんの顔がチラついて映画に集中できないことがあるんですが、えなり君のあの特徴的な声が役柄にぴったりハマってとても良かったです。セリフ回しもさすがでした。

ちなみにこの映画の中の夏木マリさんも素晴らしいです。あとGacktが超カッコイイんです。


山口智充(ぐっさん)
・メーター(カーズ)

これは本当にぐっさんの芸達者な部分がいかんなく発揮されています。プロの声優でもないのにあそこまで表情豊かにセリフ回しをこなせるなんて凄すぎます。



あ、ここまで書いてきて思ったんだけど、えなり君以外みなお笑い芸人さんじゃん。(竹中さんも昔はピン芸人でしたよね)


やっぱりお笑いの人ってコントとか漫才とかで表情豊かにややオーバー気味に演じることに慣れているので吹き替えもすんなり行けるのかも知れませんね。


とにかくみなさん、尊敬します。