歯は大事
今日は家族みんなで越谷のしらこばと水上公園に行って来ました。
そこで
財布をなくしました。
※財布といってもプラスチック製のコインケースみたいなもんですが。
↓こういうヤツね↓
水深2mの飛び込みOKのプールで調子に乗ってザブンザブン飛び込んでいたらいつのまにか水着のポケットが開いてしまって紛失した模様。
紛失に気づいてからそこのプールの係員さんに確認したけれど見つからず。
きっと見つけた人に「おっ!ラッキー!」とか持って行かれてしまうだろうな、と諦めようかとも思ったのですが、日本人の善意を信じて一応ダメもとで総合案内所に行って財布の落とし物がないか問い合わせてみました。
その時、係員の人から確認のために財布(コインケース)の形状や中身についていろいろと聞かれたのですが、情けない事にあらためて聞かれるとその財布の事、全然覚えていないんです。
覚えているのは色が黒のプラスチックのコインケース型であるということくらい。どんな柄がついていたかとか、ストラップの色は何色かとか、中身はいくら入っていたかとか、全然答えられません。
でも一つだけ、その財布が自分のものであると絶対的に確信を持って言えることがありました。
それは、財布の中に
歯が入っていること(笑)。
実は...
水深2mのプールに入る為に娘と一緒に並んでいる時に偶然にも娘の歯が抜けたんです。ここのところグラグラしていていつ抜けてもおかしくなかったんですけど、まさか並んでいる時に抜けるとは思わず、抜けた歯をとりあえず財布の中に入れておいたんです。
それがよもや役に立つとは。
総合案内所の係員の人に財布の中に歯が入っている事を告げると、あちらの方も納得してくれたらしく紛失した黒のプラスチックのコインケースを出して来てくれました。
ちなみに財布に添えられていた用紙をチラッと見たら
歯が入っている?
というメモ書きがありました。
そりゃ、中身を確認した人も財布に歯が入っていたらビックリですよね(笑)。
でもおかげで無事に財布を取り戻す事ができました。
財布が見つからなかったら今日は後味の悪い一日になるところでした。
並んでいる時に娘の歯が抜けるというラッキーと、
拾得物を当たり前のように届けるという日本人の誠実さ
に感謝しつつ帰路に尽きました。
家族で体いっぱい遊んだし、なくした財布も出てくるし、で
本当に良い一日でした。