良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

子供の心が分からない

小学校のブラスバンドの指導をしています。


ここのところ子供達の朝練習の出席率が低い。
異様に低い。



発表会までもうあまり日が無いから最後の追い込み練習をしたいのに、半分も出席してくれません。



出席するのは大体いつも同じようなメンバーで、休む子も大体同じようなメンバー。



土曜日の長時間練習には、まずまず出席してくれるのですがとにかく朝練が全然ダメ。



朝練に来るように友達に声掛けをするように言っているのですが、それもほとんど効果なし。


どうしたもんかな。
どうしたら子供達のやる気スイッチを押せるのかな。


数年前音楽の先生がこのブラスバンドをみていた時はそりゃも活気があって素晴らしいものでした。人数は70人くらいいましたが、ズル休みする子はほとんどゼロ。


「学校の成績が落ちたらバンドを辞めさせるよ」と親が言うと辞めさせられたくないので子供は必死になって勉強したものです。


その先生が異動になって「指導者がいないから」ということで私ともう一人のパパさんがボランティアで指導を引き受けたのが3年くらい前。


一生懸命やってはいるんですが、当時のような規律も勢いも維持できず部員は半分くらいに減ってしまいました。


あの先生にあって我々にないものは何だろう。
あの先生がやっていて、我々がやっていないことは何だろう。


もちろん全く同じように指導は出来ないにしても、子供達が目をキラキラ輝かせて楽器に向き合うように持って行けないのは何が原因なんだろう。


ある時、ある生徒から


優しすぎる


と言われました。


自分としてはそれなりに厳しくしているつもりだったのでこの言葉は意外でした。


でも実は子供たちはただ優しいだけの先生よりもビシッと言ってくれる先生を求めているのかも知れません。


とは言え先日ある生徒に何度も同じフレーズをやらせたらポロポロ泣かれちゃうしな。


小学4年生の可愛い女の子に泣かれたら、相当こたえますよ、ホント。


そのあたりのさじ加減がなんとも難しいです。


今度の土曜日にまた長時間の練習があります。


その日にほぼ完成形まで持って行けないとかなり厳しい状況です。


なにはともあれ頑張りますか。