好きになれない
毎日パタパタと練習をしておりますが、どうしても好きになれないのがヒールダウンでのフットワーク練習です。
以前も書きましたがヒールダウンって、練習していてもなんだかもどかしくてイライラします(笑)。
他の練習はそうでもないのですが、この練習だけは「続けていればこれがいつかはスムーズに高速に踏めるようになるのかなぁ」みたいに頭にクエスチョンマークが浮かんでしまいます。
なんというか手ごたえが無いというか手ごたえを感じづらいんですね。
でもヒールダウンの達人のトーマス・ラングもきっと最初はヘタクソでがむしゃらに練習しているうちに上手くなったと思うので、疑問を振り払って集中したいと思います。
ちなみにヒールダウンの練習をスネの筋肉を鍛えるという目的でやる人もいますが、私はヒールダウントレーニングに限らず、「ドラムの練習で体を鍛える(筋トレ的な意味で)」ということはしません。
あくまで「感覚を目覚めさせる」ことに主眼を置いています。
もちろん結果として筋持久力がアップすることはあるでしょうが、極力筋力に頼った奏法はしないようにしているので、ヒールダウンもなるべくスネをに負担のかからないやり方でトレーニングをしています。
具体的には「普段ヒールアップでペダルを踏む位置よりもすこし遠目に座ること」。
これにより足の膝から下の部分が床と垂直ではなく、少し角度がついた状態になり、スネの筋肉への負担が減り、トレーニングを長時間続けることが出来るようになります。
目的は長時間その奏法を継続することによって「感覚を目覚めさせること」です。スネが先に疲れて続けられないのでは本末転倒です。
というわけで今晩もまたヒールダウンに取り組む予定です。
嫌だけど(笑)。