せつなくなる
長男(4歳)が今恐竜に興味があるようです。
さっそくばあば(うちの母)が恐竜図鑑を買ってくれました。
DVDが付属していたので見てみたら、これがなかなか面白い。
大人の私が結構夢中になって見てしまいます。
この数十年の間にも結構研究は進んでいるみたいで、自分たちが子供の頃には知らなかったような事実がいろいろとありました。
ティラノサウルスの子供ってどうやら体の表面に毛が生えていたらしいですよ。なんか変な感じですね。
恐竜が絶滅したのは隕石が原因と言われています。これは有名ですね。
しかしそのスケールがものすごいんですよ。
直径10kmの隕石が落ちたんですからね。
先日、ロシア上空で隕石が爆発しましたが、あれのサイズが直径約17mくらいだそうです。それであれほどの衝撃波ですから直径10kmもの隕石が落ちたら、その衝撃は想像を絶しますね。
威力としては地球上にある核兵器全てを爆発させるよりも大きいそうです。まぁ、高さだけで言えばエベレストよりもデカい石が落ちてきたわけですから、無理もないですかね。
それでDVDの中で隕石が落ちて巨大な火の玉(6000度)や津波(こちらも高さ300m!)に恐竜達が飲みこまれるシーンが描かれているんですが、なんかそれを見てるとせつなくなるんですよ。
恐竜が栄えた期間は1億6千万〜1億8千万年くらいと言われています。
人間なんて、今でこそ地球の支配者みたいな顔をしていますが、この地球上に現れてまだたかだか数百万年のひよっこですよ。
その人間の何十倍もの期間を生きていた陸の王者である恐竜が一回の隕石の衝突で絶滅してしまったわけですからね。
なんか命って儚い…
とか思ってせつなくなってしまいました。
でも、もしその隕石の衝突がなかったら恐竜がそのまま栄え続けていたかも知れず、そうなると人類の登場もなかったかも知れないわけで、なんとも言えない不思議な感覚になります。
さて、人間は果たしてあと何年くらい生存できるのでしょうか。
人口が増える一方、資源は減り、食糧も足りなくなるので個人的には1000年くらいじゃないかと思っています。1万年は難しいんじゃないかな。
完全に絶滅というのではなく、原子的な生活に戻って細々と生きながらえる感じだとは思いますが。
もしそれをクリアできる画期的なテクノロジーが開発されたらすごいな〜。
1万年後の地球をタイムマシンで見てみたい^^