今更ながら
クリックとの絡みをあれこれ研究中なんです。
いろいろなアプローチをしてどうやったらクリックと心地よく絡めるかを試す。
先日Studioliteさんの動画を見て「おっ」とひらめくものがありまして、それを実践してみました。
この動画では16分でクリックを鳴らして、それと共演するスタイルですが、私はあえていつもの通り4分のクリックでチャレンジ。
クリックをガイドとして聴くのではなく、世界一律儀なパーカッショニストとして捉え、そいつと共演して二人でアンサンブルを作り上げるというイメージです。
クリックを単なる音として聞いてしまうと、合わせに行くドラムになりがち。それはもう単なる「作業」であり、音楽ではありません。
クリックを音楽的に捉え、如何に自分のドラムも音楽的に叩くか。
ものすごく苦手で30年来の自分の課題でもあります。
でも今回の試みはかなり良い感じでした。
不思議なもので合わせに行くよりも、むしろ音楽的に絡んで躍動したドラムを叩こうと意識した方がクリックと合ってしまうんですね。
当然時にはズレることもあるんですが自分のドラムが自立しているのでズレさえも音楽的なズレとなり、ほとんど気にならない。
合わせに行くドラムだとクリックとちょっとでもズレると気になってしょうがなかったのに。
面白いなぁ。
結局こんなことを1時間以上やってましたね。だって楽しいんだもん。
今日の成果は自分にとっての課題であるテンポ150前後の8ビートでクリックと完全に音楽的に絡めた瞬間があったこと。
あたかも私のスネアに合わせてクリック君が音を鳴らしてくれているような錯覚に陥ったもんなぁ。
常にこの感じを出せればいいわけですね。
実現出来た時のことを考えるとワクワクする。
とまぁ、こんないい感じのテンションの状態でご無沙汰バンドのライブに臨めるのは本当にラッキーだ。
ライブでははじけるぜぃ!