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【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

オボちゃん騒動www

もはや勝負あった感のあるこの騒動ですが、まだ巷ではオボちゃん擁護の声も根強いようで^^


ところで彼女たちが出願している特許というのはコレかな。



素人ながらに疑問に思うのですが、彼女だけが200回以上作成に成功しているというSTAP細胞。聞けば彼女しか知らない(出来ない)コツがあるとか無いとか。


そういうものをこの特許には明記しなくてもいいものなのか。


特許は出願します。
でも肝心のコツは内緒ね。


って意味がわからないんですが。


誰かがその隠されたレシピで作成に成功したらどうするのか。

「それは私達が考えたやり方だ」と主張しても「だって特許に書いてないじゃん」と言われたらどうするのでしょう。

特許を取るって自分たちの権利を守ることではないのか。
であるならば事細かに関係するすべての情報を網羅すべきなんではないか。

で、ちょっとでも誰かが特許を侵害したら「あ、それうちの特許なんでお金払ってね」と主張出来るわけで。

特許料を取るためには「他者に使ってもらう」ことが第一な訳で、他者に使ってもらうための「重要なコツ」は積極的に開示する方が利益が出る。レシピを隠すメリットが存在しない。先に出願している特許がレシピを網羅しないのであれば、さらに意味不明なので「隠されたコツ」は幻想のたぐいと考えてる。— naka-take (@Yuhki_Nakatake) 2014, 4月 13
というNakatake氏のツイートを見かけてそれにフンフンと頷いた自分がいたので記しておきます。

正誤の確信があって書いているわけではないですよ。ただ

数百兆円の利権が絡むことだから内緒にするのが当たり前だ
国はオボちゃんを守れ

とかいう主張よりこっちの方がはるかに説得力があるという話。

そもそも数百兆円の話自体が眉唾ですが、仮にそれだけの価値のあるモノだとして、その根拠となる論文が捏造とミスのてんこ盛りでいいんですかね。

それこそいっぺんの曇もない世界中の科学者からのツッコミにも耐えるシロモノでなければならないように思うのですが。

私も最初は(科学者では無いので)論文にちょっとくらい問題があっても成果が存在するなら別にいいじゃないかと思ったりもしたのですが、科学者にとっての論文の位置づけはもっとはるかに重いようです。

だからあちこちから厳しいツッコミが入るわけで彼らにしてみれば当然のことをしているまで。

でも世間の人の目には「世紀の発見をした女性研究者が妬みややっかみや利権を狙う外部の勢力から攻撃されている」と映るようです。

さて、共著者である笹井氏も認めた通りSTAP細胞論文は「有力な仮説」という扱いとなりました。福山ガリレオも言うように

仮説は実証して初めて真実となる
わけなんでオボちゃんには是非追試をして実証していただきたいところです。

※なお国際特許については類似のMUSE細胞が先に出願されていて、STAP細胞については「新規性はないというようなコメントが出されている」とのことなので取るのは難しいとの見方があります。