買えなかった...
御無沙汰バンドというジャーニーのトリビュートバンドをやっています。
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2014年 9月19日(金)御無沙汰BAND (JOURNEY cover)
【ギタリストの佐々木章が自らの原点を『旅』する、JOURNEYカヴァーバンド】
佐々木章 (Gt, Cho)
宮野和也 (Ba, Cho)
滝本裕 (Dr, Cho)
HEYSKE(Kb, Cho, Gt)
DIOKEN (Vo)
BAR OPEN 18:30 / LIVE START 19:30
チャージ:3000円(+ミニマム1000円の飲食代がかかります)
ジャーニーと言えば代表曲はいろいろありますが何と言ってもこの曲「Don't Stop Believin'」ははずせません。
※GLEEでもおなじみですね
この曲は非常にユニークなパターンで構成されています。
リズムが入ってしばらくしたところ(1:55くらい)から聞いて頂ければ分かりますが、ただの8ビートではなく、ライドシンバルのカップの音がパターンに組み込まれています。
左手でハイハットを叩きながら、右手はタム、スネア、カップを移動させながらパターンを叩きます。これは実は結構難しい。
パターンは一度覚えてしまえば叩けるんですが、右手をあちこち移動させながらカップを正確叩くのはかなり難しいんです。
試してみたら分かりますが必ず何度かはミスショットをやってしまうと思います。
このパターンをひたすら練習してミスを減らすという選択肢もありますが、今のジャーニーのドラマーであるディーン•カストロノヴォは違ったやり方でこの問題を解決しています。
それは...
を使うんです。
これをセットに組み込んでカップの代わりに叩くんです。音色は厳密に言えばライドのカップの音とは違いますが、マトがデカくて叩きやすい位置にあるのでミスショットの確率がグンと減ります。ダイナミックにノビノビと演奏するために彼はZIL-BELLを使うことを選択したんですね。(多分)
※彼のライブでの演奏はコチラ。
というわけで昨日私もZIL-BELLを購入するために楽器屋さんに行ってきました。
お店は当然アキバのリボレ(ドラムステーション)です。
サイズは大と小の二つあるので(ディーンはおそらく小を使用しているのですが)一応両方試させてもらいました。
単体で叩いてもイメージがわかないのでドラムセットに組み込んでの試奏です。
そしてひたすら叩いては比べ、叩いては比べ、を繰り返しましたが...
結局買いませんでした(買えませんでした)。
自分の中のZIL-BELLの音のイメージと実際の音にギャップがあってどうしても購入に踏み切れなかったんです。
大の方はとにかくサステインが流すぎて一回叩いただけでキーンという音が10秒くらいは鳴り続けます。そんなものをパターンで叩いた日には延々キーンという音の中でプレイすることになるのでちょっとこちらは論外。
小の方はサステインは許容範囲だったのっですが音色、ピッチ、音の質感、どれをとっても自分の中のイメージとほんの少しずれているんです。
生音だけでなくiPhoneで録音して聞き比べもしてみましたがやっぱり最後の一歩が踏み出せない。
なので昨日は買わずに帰って来ました。買うなら「そうそう、この音だよ!」と納得して買いたいんですよね、やっぱり。
そんなこんなでZIL-BELLを買うのはしばらくはおあずけ。また日を改めて試奏しに、今度は別のお店に行ってみます。
別の環境で聞いてみたら意外とすんなり受け入れられるかも知れないので。
ま、機材選びは大変だけど、この悩んでいる時間帯も楽しいんですけどね^^