最年少記録
昨日は体験レッスンだったのですが、生徒さんの年齢がなんと
5歳!!
これまで小学生の指導はしたことがありましたが、未就学児のレッスンは初めて。最年少記録更新です。
うちの長男と同い年なので、このくらいの年齢の子の扱いは慣れていますが、ドラムを教えるとなると話は別。
少しでも退屈だとか嫌だとか思ったら止めてしまう可能性があります。
ですので普段以上に慎重にレッスンは進めました。
概ねレッスンは順調だったのですが、どうしてもクリア出来ない問題がありました。
それはドラムのサイズが体に対して大き過ぎること。
こればっかりはどうしようもないのでレッスンではまず立った状態でスティックを持って各パーツを好きに叩いてもらって、ドラムの音に慣れてもらいました。
なかなか良い音がしています。音自体もかなり大きいです。5歳児なのにその辺の高校生ドラマーより音が大きくてきれい。
無駄な力が入っていない証拠ですね。
それから今度は私がイスに座って、その上にお子さんを座らせて、私が足を担当、お子さんが手を担当(私が手もフォロー)という感じでカウントを数えながらドラムを叩きました。
ちゃんとカウントに合わせて叩くことが出来たので、まず他の音に合わせるということを理解している、ちゃんと決まったところでスネアを入れられるので拍の概念を理解しているということが分かりました。
成人でもこれが出来ない人は大勢います。この年齢でそれがきちんと出来ているということは期待大ですね。
将来が楽しみです。
■追記
不思議と子供って教えていないのにスティックの握り方が正しいんです。力でねじ伏せることが出来ないので、体に負担がかからない自然な持ち方をします。そうすると理想的な持ち方になるんです。面白いですね。