セッティングを大切に(オマケ)
昨日都内某スタジオでレッスンをやったのですが...
やはり前の人のセッティングがダメダメでした。
1.バスドラムのフットペダルが正しい位置に付いてない。
バスドラムのフープの(床に接地している)一番下のところにペダルを取り付けなければいけないのに右にずれていました。これはネジを締めるときに気づけるので気をつけましょう。
※ネジを締めていくときに左右どちらかに(数mm〜1cm程度)ペダルが倒れるようなら正しい位置に取り付けられていない証拠です。
2.タイコ類の高さがバラバラ
タムの打面が揃っていない。
スネアとフロアタムの高さが全然揃っていない。
これではスムーズなプレイができません。
3.スネアスタンドのアーム広げすぎ
あまりにアームを広げすぎていたために、スネアを支えるアームのゴムの部分よりも中央の金属部分の方が高くなってしまっていました。
そのためスネアの裏側のヘッドにスタンドの金属部分があたってしまっていました。この状態では正しいスネアサウンドは得られませんし、最悪裏ヘッドが破れます。
4.各ネジ類をきつく締めすぎ
手で緩められないほどきつくネジを締めてはいけません。
ネジには適切な締め具合があり、それ以上の力で締めては機材を傷めてしまうので気をつけてください。
きちんとメンテナンスされている機材であればそんなに馬鹿チカラで締めなくてもちゃんと固定されます。普通に締めてネジが緩んでしまう場合は機材の不具合なのでお店の人に言って他の機材と交換してもらいましょう。
※サウンドスタジオノアなどでは定期的に機材をメンテしているのでそれほど状態の悪い機材にあたることはありませんが、それでも時々不具合にあたります。そういった場合は店員さんに言えばすぐに快く代わりの機材を貸してくれます。
今回目についたのはこの4点でしたが、こういうことがスタジオに入るたびにほぼ毎回起こります。
みなさん、ドラムが好きなら叩くことだけでなくもっともっと機材にも興味を持ってください。