良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

五線紙について

曲をコピーする時は曲を何度も聴いて暗譜してしまうのがベストですが年齢的に脳の記憶能力が衰えてきているので(笑)基本的には譜面を書きます。その際に使う五線紙について説明します。

 

■五線紙は自作
譜面を書く際は自作の五線紙を使います。市販のものでもいいですが自分が求めているものが市販の譜面に無かったのでエクセルで作りました。

私が使う五線紙はA4サイズに五線が11段ある構成になっています。11段というのは段数が多く五線と五線の間の余白が結構少な目なのですが、なるべく一枚の用紙に情報量を詰め込めるようにこのような仕様にしました。

このA4用紙を2枚貼り合わせてA3サイズにしたものが私がメインで使用する五線紙となります。

ただ外出先で急に五線紙が必要になった時に手元にデータが無いと困るのでこういったサービスも利用しています。

【BLANK SHEET MUSIC】
http://www.blanksheetmusic.net/

このサイトで自分用の譜面を作成して保存しておけば、いつでもどこでもネットにつながる環境であればダウンロードすることが出来ます。


■こだわり
譜面を書く時は極力A3サイズ(用紙1枚)で全て収まるように書きます。

なぜか。

ドラマーは演奏中に譜面に視線を釘づけにして叩くことが非常に難しい楽器だからです。

なぜ常に譜面を見て叩くことが難しいのか。

・理由1
ドラムは手の移動範囲が非常に広い。特に右手はハイハット、スネア、タム、ライド、クラッシュと忙しく動くので叩く対象を見ないとミスショットが出やすい。

・理由2
譜面を置く位置が基本的にハイハット側になり、ずっと横を向いたままでの演奏は肉体的に非常に無理な体勢になる。右利きのドラマーがずっと左に首を固定したままライドシンバルを叩いたりするのは非常に苦痛。


以上のような理由からドラムの場合は相当な上級者でも譜面をずっと見ながら演奏するとミスショットが出たりします。

ミスショットを避けるためには必然的に演奏中に譜面から度々視線を外すことになります。

そうなると次に譜面に視線を戻した時にパッと見て今どこを演奏しているかすぐに把握できる譜面でなければ困るわけです。

もしA3サイズで2枚とかの譜面だったらどうでしょう。横長過ぎてパッと見ただけではどこを演奏しているのかすぐに見つけられない可能性があります。

そういった事故を避け、視線の移動を最小限で抑えられるように私は用紙のサイズをA3までとしています。

ただ最近のアニソンのように構成が非常に凝っていてリピートマークやダルセーニョがあまり使えない曲などの時はA3+A4という用紙になることもあります。それでもA3が2枚には絶対にならないようにしています。(メドレーなどは別)


■追記
過去最高に長かった譜面はA3の用紙が7枚(!!)というのがありました。それを律儀にテープでつないだらドラムセットを半周覆うくらいの長さになりました。

譜面の最初の部分は後ろの壁に貼って徐々にハイハット横に来て、曲のエンディング部分はタムのところまできました(笑)。

そんな譜面を使うくらいなら自分で書き直した方がいいですね。


■追記2
1段に8小節ある横長の五線紙は使いません。右端の小節から次の段の左端の小節へ飛ぶ時に小節を見失うことが多いからです。こういう譜面を渡された時は自分で書き直しますね。書き直す労力よりも読みやすい譜面でよりストレス無く演奏出来る方が大切だからです。