ライブ用のアレンジ(その後)
前回からの続きです。
実際のライブ用リハではどうだったでしょうか。
事前に個人練習である程度パターンや構成を把握して臨んだリハですが、当然現場で実際に音を出した際にいくつか要望をもらいました。
一つ目はやはり自分でも気になっていた「打ち込みLOOPパターンの処理」。
ここは自分でもどう料理するか迷っていた部分でしたのでスタジオで他のメンバーからもらったアイデアを活かしてパターンを変更。
もう一つはゆったりとした6/8のロックバラードの曲の頭のカウントについて。
普通にダブルカウントすると曲に入るまでが間延びしてしまってイマイチだったんですね。そうしたらアーティストさんからすかさず「じゃあそこは何かカッコいいフィルから入りましょう」と言われました。
みなさん結構気軽に「カッコよくしてください」と言いますが、これって結構プレッシャーなんですよ(笑)。
幸い考えたフィルが一発でOKになったのでこの曲はそのフィルでバシッと入ることになりました。
それ以外は他のパート(主にギター)のアレンジに関していろいろとアイデアを出していくつかアプローチを試したり、ピアノから入る曲のテンポ感を修正したり、ある長い曲の構成を確認したり。
そんな感じでリハは終了。
一応納得いくレベルまで行けたのであとは本番を楽しむだけです。
このケースでは無事にリハが終了しましたが、リハ中に良いアイデアが出なくて宿題になることもあります。その場合は非常に胃が痛くなります(笑)