「自信を持つ」って重要?
よく緊張した場面で「自信を持って」なんてアドバイスをされることがありますが、私は実はこの言葉にちょっと疑問を感じています。
あくまで疑問です。
反論ではありません。
1.自信が持てなくて困っている人に「自信を持って」というアドバイスは適切なのだろうか、ということ。
自信を持てないでビビっている人に「自信を持って」とか落ち込んでいる人に「元気出して」とか。
応援している人に悪意はないのでしょうが、言われている側にしてみたら「それが出来れば苦労しねーよ!」と言いたくもなりませんかね。
2.「そもそも自信って必要?」ということ。
確かに堂々とプレイしている人は自信満々に見えます。でも後でその人に話を聞いたら「いや~、緊張した~。えっ?自信?そんなもん全然ないよ」と言っていたりします。私はそういう場面を結構目撃しています。
自信は無いよりあった方がいいとは思うけれど、良い演奏をするための絶対条件でもないようにも思えます。
度が過ぎる緊張は確かに本来のパフォーマンスを発揮できない要因となりますが、私は「適度な緊張」は良いパフォーマンスをするためにはむしろプラスに働くと考えています。
ですから緊張する場面でありもしない自信をむりやりひねり出して緊張を抑えこもうとするよりも、「自信なんかない」ことを受け入れ緊張している自分を受け止める方が結果として良いパフォーマンスにつながる気がします。
やっぱりちょっと反論っぽくなっちゃいましたね^^