レッスンプランは人それぞれ
人によってレッスンのアプローチは(当たり前ですが)変えています。
指導者によっては自分のメソッドを絶対的にやらせる人もいるでしょう。それも一つのやり方ではあると思います。
例えばある程度型が決まっているジャンルなどはそういうやり方が適している場合もあります。
ただ私が教える場合は生徒さんはほぼ100%ポップスやロックなどのジャンルのドラムを叩きたいと希望している方々。
そういうジャンルはクラシック音楽のような型がほぼ無く、プレイヤーは自分らしい自由なスタイルで演奏することが求められます。
ですのでレッスンもその人の苦手部分を克服しつつも、適正を伸ばすことを最優先にし、最終的には個性豊かな表現が出来るプレイヤーに育ってもらうような内容で組み立てています。
そしてレッスン方法も人それぞれ。
先日レッスンをしたある生徒さんの場合はアタマ(理屈)で考えるよりも実際に体を動かした方がしっくりくるタイプだったので、ひたすらプレイさせて体に覚えこませることに時間を費やしました。結果的に1時間のレッスン中に苦手フレーズが得意フレーズになるくらいになりました。
※もちろん1時間だけでは体への定着度はまだまだ少ないので、次のレッスンまでの間に反復練習をして体の深い部分にしっかりと定着させる必要がありますが。
もし理屈から入ったほうがすんなりと理解できるタイプの生徒さんであれば、私は別のアプローチでそのフレーズを練習させます。
人それぞれの特性に合わせたレッスンが出来るのが個人レッスンの強みであり最大のメリットだと私は考えています。
みなさんもそのメリットを活かすためにも講師には率直に意見や感想を伝えるようにしてくださいね。