常にセンターを
生徒さんによくある傾向なのですが...
スネアのセンターをヒットしてません!
シンプルな8ビートはまだいいのですが、
両手刻みの16分音符や
ツインペダル連打の時などは
かなりの確率でスネアのヘッドの中心からはずれたところを叩いてしまっています。
もちろん意図して(わざと)スネアのセンターをはずして叩くのはありです。私もたまにやります。
ですが無意識にそうなってしまうのはダメです。
私は生徒さんがセンターをはずすとすぐに気づきます。スネアの音色が急に倍音が増えてカンカンした音になります。
「ん?」と思ってチェックするとヘッドの中心から5cmもずれたところを叩いていたりします。
けれど本人はパターンを叩くことに夢中で自分が全然ずれたところを叩いていることに全く気づいていません。
もちろん初級者のうちはそうなってしまうのも無理はありませんがある程度叩けるようになっているのにまだセンターをはずしてまったく気づかない人はそろそろそういった初級者グセを卒業しなければなりません。
センターをヒットしているかどうかは見れば一発でわかることです。自分が叩いている時にスネアを常に見ていればセンターをはずすことはありません。
パターンを叩くことばかりに集中するのではなく、時には自分がスネアヘッドのどの位置を叩いているかも意識してみてください。