【DAW】Studio One3
今メインで使っているDAWはLogic Pro Xなんですが、思う所ありましてStudio One3もいじってみています。
で、あれこれ感じたことを。
■操作感
慣れてしまえばソフト間の違いはどうということはありません。現段階ではまだLogic Pro Xのキーコマンドに指が慣れてしまっているので若干戸惑いますが使い込めばすぐに馴染むでしょう。
■機能
どちらのソフトもMIDIにしろオーディオにしろ私がやりたいことはほぼ全部できると思います。
ただMIDIの編集に関しては若干Logic Pro Xが勝っているかも知れません。Logic Pro Xで簡単にできることがStudio One3だと二手間くらいかかることもあります。
とはいえその逆もありますので目的を達成するまでのプロセスが違うだけですからこれも慣れが解決してくれる部分かと。
■音質
巷で言われる「Studio One3は音がいい」というのは我が家の環境ではわかりませんでした。同じ音源を瞬時に切り替えて聴き比べればわかるかもしれません。
■ルックス
これはLogic Pro Xの圧勝だと個人的には思います。さすがApple製品。洗練されています。見せ方が上手い。あとフォントがいいですね。それから10.3にアップデートされてよりiOSのアイコンに近づきましたね。(個人的には10.2の頃の方が好きでしたが)
Studio One3のルックスはなんというか、どうもごちゃごちゃして見えちゃう(ミキサー画面の色付けは私が後からやったのでセンスがなくてすいません)。
なんでしょう、あの忌まわしい(笑)Cubaseを思い出させるからかもしれません。ワタクシCubaseには致命的なバグに苦しめられた苦い思い出があるのです。(Studio Oneの開発者が元Cubase関係者だからルックスが似るのはしかたないのかも)
■音源
Logic Pro Xはある意味反則レベルのてんこもりですからね。充実度は勝っています。あと音源の探しやすさ(特にループ関係)は秀逸ですね。ここは是非Studio One3も頑張って欲しいところ。
Studio One3はブラウザから音源をシュッとドラッグ・アンド・ドロップするだけで使えるので楽ちんです。
■ミキサーまわり
エフェクトが種類別にきれいに分類されているのでプラグインを挿したいときLogic Pro Xの方が目的のものを探しやすいです。
Studio One3はブラウザ画面でいろいろと並べ方などをカスタマイズできるので、そこで探せばあまり困ることはないと思います。あとエフェクトもシュッとドラッグ・アンド・ドロップで挿せます。
■重たさ
Studio One3は動作が軽快と聞いていましたが、今の私の作業レベルではLogic Pro Xもそれほど操作が重いと感じることがないので劇的な違いは感じられません。
ただオーディオインターフェースのバッファサイズ(レイテンシーの数値)を変更した時の切り替わりはStudio One3は素晴らしいです。一瞬です。
Logic Pro Xはくるくるとレインボーカラーが回ってしばらくしないと切り替わってくれません。これは我が家だけの問題かもしれませんが、この点に関してはStudio One3の圧勝です。
■Logic Pro Xの直して欲しいところ
アレンジ画面でトラックを並べ替えてもミキサー画面にはそのトラック順が反映されないところ。ミキサー画面でトラックの並び順を変えたい。
できませんよね、これ。
エンバイロメントの画面とかいじれば変えられるんでしょうかね。
■Studio One3の直してほしいところ
まだそこまで使い込んでいないのでよくわかってません。
ただ一つだけ知りたいのが「マウスを使わない小節の指定のやり方」。
どこをどう調べてもやり方がわかりません。
例えばうちのLogic Pro Xの場合32小節目に移動したい時は
テンキーの「.」を打つ(小節指定の画面が起ち上がる)
小節数(32)を入力
Enterを押す
これで目的の小節に飛べます。(Digital Performerと確か同じ操作方法です)
Studio One3はどうやればいいのか皆目わかりません。トランスポートの小節のところをクリックして小節を指定してやればいいんでしょうけど、その小節のところをクリックという動作は(なまじLogic Pro Xでキーボードだけで瞬時にできるので)やりたくありません。
ご存じの方是非教えてください。
もし「そういうキーボードのショートカットはありません」とか言われたらメチャクチャショックなんですけど^^