【レターポット】まもなく目標金額達成(の見込み)
文字を通貨にする『レターポット』のクラウドファンディングがまもなく目標金額を達成しそうな見込み。
とはいえ実は結構危なかった。ほんのすこし前まで目標金額に対して何百万円も足りなかったのだ。
そこでキングコングの西野さんが一肌脱いで大口のリターンを増やしてなんとか支援にはずみをつけた。
自分としてはこのサービスにはものすごーく期待しているのだけれど、支援金額の集まるスピードの鈍さから察するにどうも世間一般のみなさまとの温度差がかなりあるように感じる。
それはおそらく「レターポット」というサービス(概念)の理解のしづらさが原因かと思う。レターポットって一言でざっくりと説明するのが難しいのよ。
このクラウドファンディングのリンク先でも西野さんがかなり長文でレターポットについて説明しているけれど、単にレターポットの仕組みだけでなく、そもそもレターポットが生まれることになった背景とか、どういう場面で利用されるか、どういう人に利用してほしいか、とかそういうことも含めて説明している。そうしないとおそらくみんなピンとこない。
しかもこれだけ丁寧に説明しているにもかかわらず、なお「わからない」というコメントが付くのにはガックリくる。
ま、最初は万人に理解されなくてもいいので「是非使ってみたい」という人たちで文字(=通貨)を送り合って、徐々にそれが広まっていけばいいかな、と思う。
一日でも早く利用してみたいな〜。
■追記
レターポットに対する反応の薄さに若干いらだちを覚えつつも、一方で「それも無理もないかな」と思う自分もいたりする。
たとえば同じく西野さんが提供を予定している「しるし書店」なるサービスがあるのですが、
こちらのサービスは自分にはまったく刺さらない。正確に言うと「現時点では刺さらない」ですが。
古くはmixi、そしてツイッターやFacebookなんかもそうだったけれどやる前は「えっ?これって結局なんなの?」という感じで
友達に誘われたからなんとなく
ちょっと話題になっていたので半信半疑で
始めた人が多かったんではないだろうか(自分はそう)。そして使っているうちに自分なりの使い方や楽しみ方を見出して、今は楽しく使っている。だからしるし書店もみんなが使いだして「ああ、そういうサービスなら自分も使ってみようかな」と思い始めたら使い出すと思う。
そう考えるとレターポットはたまたま自分には刺さったけれど、いきなりこれまで体験したことがない概念を提示されてポカーンとなってしまうのもわかる気がする。っていうかしてきた。
だからこそサービスを普及させるためには利用者がきちんと情報を発信していくことが大事かな、と。レターポットは完璧に仕上げてからリリースするのではなく、ある程度出来上がった状態で使ってもらいながら育てていくようなスタンスであるとのことなので、一般の人が参戦して本格稼働する前に我々アーリーアダプターがどれだけ使い倒してレターポットのマイナス面を洗い出し運営に改善してもらえるかがとても重要になってくる。
なんとしても成功してほしいなぁ、レターポット。
追記長ぇ(笑)