【勝手に文字起こし】レターポットの仕組みを西野が動画で説明してみた(1) 〜『紙幣の成り立ち』編〜
今話題のレターポットについて発案者であるキングコング西野亮廣本人が動画で解説をしてくれました。
ただ動画がそこそこ長い(トータル50分弱)ので「全部見てらんねーよ」という人もいるかと思います。でもね、でもね。この解説をスルーするのは非常にもったいない。
そこで!
文字ならば自分のペースでサクサク読めると思い勝手に文字起こししました。(実際動画の数分の一の時間で読めます)文字起こしは動画全てではなくレターポットの解説の部分に絞らせてもらいました。
〜『紙幣の成り立ち』編〜
え〜っと、じゃ説明しますね。
レターポットって一体なんなんだ。
知っている人に対してもあらためて、復習の意味も込めて、レターポットって一体なんなんだっていうのを説明しますね。
そして、、、
今後の使い方「こういうのがありますよ」というところまで説明しますね。
まずレターポットっていうものを、、、
理解しようと思ったら、あそこから学ばなきゃいけないんですよ。
紙幣の成り立ちです。
紙幣がどうやってできたかっていうところから知ってないと、ちょっとわかりにくいかもしんないです。
ここを押さえてないとあんまりこう、、、
スッと入ってこないかもしんないです。
紙幣っていったいどうやってできたのか。
紙幣ってつまり僕たちが使っているこの日本円だったり、、、
あの〜、一万円だとか五千円とか千円とか、あの紙幣ね。
紙幣ってどうやって使う、、、
できたかったっていうと、
んと、ホントはもっともっと古いというかさ、貝殻とかさ、そういったもんだったじゃん。
貝殻とかわかんないけど、こんな石のお金だかよくわかんねーけど、そういうところから、どんどんどんどん、その、通貨の歴史っていうのは始まって、、、
でー、ある時通貨っていうのは金(きん)になったでしょ。
金、金です。
で、金でもってサービスだとか商品とかと、交換してたじゃないですか。
でもある時、誰かが
金、ちょっと重くね?
とか言い出したんですよ。
持ち歩くのちょっと重くね?
とか。
あと、金、こうポケットに入れたらポケットパンパンになるじゃないですか。
で、山賊の前とか歩かなきゃいけないときに
あいつ、金持ってるな
と思われるじゃないですか、ポケットパンパンだったら。
だから、誰かが多分
金、ちょっとリスク高くね?
って。
家に置いてんのは、あの〜怖いし、だからといって持ち歩くのは重いし、で、持ち歩いてるのバレるとリスク高いし、みたいなことで。
金、ちょっとヤダね
って誰かが言いだしたんですよ。
持ち歩くのも、なんも。
で、そんなときに出てきたのが金匠(きんしょう)って人ですね。
金(きん)の匠(たくみ)って書いて金匠っていう人なんですけど。
金匠って人が
ああ、じゃうちで預かりますよ
言ってくださったんですよ。
で、この金匠って方は、いい感じの金庫を持ってました。金庫。
頑丈ないい感じの金庫ね。
で、じゃ金匠が
うちで預かりますよ
つって、じゃ例えば、じゃその金匠に100ゴールド渡しちゃうとするじゃないすか。
じゃ、金匠からですね、
100ゴールド預かりましたよ
っていう、この受取証みたいなんをもらえるんです。紙ぺらです。
「100ゴールド預かりました」っていうこの受取証ですね。
で、僕はこの100ゴールドの受取証でもって、、、
これは持ってたら、いつでもその〜、100ゴールドの金と交換できるんですよ。
換金できるんですけど、、、
この受取証でもってえっと僕は、、、
焼きそばとか買っちゃうんっすよ。
で、焼きそば屋には
これ全然あの、100ゴールドの金と交換できる紙だから
っていうことで、焼きそばを買うんですね。
で、焼きそば屋は
あ〜、そうですか
つって焼きそばをその100ゴールドの紙ぺらをもらって、焼きそばを提供して、、、
じゃ次はこの焼きそば屋がホントは金匠のとこに行って、金と換金しなきゃいけなかったんですけど、でもこの紙ぺらにはもう100ゴールドの価値があるっていうことはもう知っているわけじゃないですか。
なので、、、
この焼きそば屋は今度はこの100ゴールドの紙を持って、次わかんないけどわらじ屋みたいなとこ行ってわらじとか買っちゃうんですよ。
この瞬間にもう、人は金と受取証を換金することを止めちゃうんです。
受取証だけで経済が回っちゃう、、、ようになる。
で、この瞬間に紙幣が生まれる。
紙幣ってこの瞬間に生まれた。
換金しなきゃいけなかったんだけれど、換金できるこの受取証でもって、経済が回りだしたこの瞬間に紙幣っていうのができたんですね。
で、もうみんな今換金してないじゃないですか。
つまりみなさん一万円とか、、、
で、あれ一万円って、確かあれ一枚刷るのに約20、、、20円ですね。
22円とかそれぐらいすね。
あの22円の紙ぺらを、一万円として、別にあのどっか行って金と換金してるわけでもないじゃないですか。
紙ぺらで、なんかモノ買ってるじゃないですか。
あの状態です。
で、え〜っと、
ここから何が言えるかっていうと、
人はそのものに価値があるって全員が知ったらね、この紙ぺらに一万円の価値があるっていうことが全員が認識して全員が信用したら、その紙ぺらには一万円の価値が付く
ってことです。
ここまでわかりますか?
つまりもう、これはなんだってよかったんですよ。
鉛筆でもよかったんですよ。
この鉛筆に一万円の価値があるっていうことをみんなが信じたら、信用したら、、、
みんなが知っていたら、
これ一万円の価値ですよ
っていう、知っていたら、一万円の価値になるってことです。
ここまではなんとなくわかりますかね。
そう、つまり僕たちはなにが言いたいかっていうと、もう、換金してないんですよ、お金っていうものを。紙ぺらで回しちゃってるんですよ。
っていうのが紙幣の歴史ですね。
換金しなくなった理由っていうのは、みんながこれに価値があるっていうことを信用したから、みんなが知っていたから。
換金しなくなったっていうのが、、、
換金する必要がもうなくなったってことですね。
これが紙幣の歴史。
ここまではわかりますね。
で、え〜っと、ここから話大きく変わってレターポットのサービスの話に入っていいですか。
((2)「レターポットの誕生」編につづく)
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