【レターポット】「不正行為はコスパが悪い」という話
ども。レターポット会員ナンバー32番、たいこもちこと滝本です。
※「会員ナンバー」っていうのはネタですからね。今のところ登録した順番が32番目というか、仕様上そうナンバリングされているから、そう勝手に名乗っているだけです。
レターポットは信用を可視化する装置であり、受け取りレター数はその人の信用の高さをあらわすおおよその目安になるという西野仮説(※)にもとづいて運用されています。
※キングコング西野亮廣が提唱する「その人がもらう言葉の量と信用ってそこそこ比例すんじゃね?」という仮説
こういうことを書くと
じゃ、AさんとBさんがお互いレターを贈りあったら簡単に受け取り数を増やせるじゃないか。不正がやりたい放題じゃないか。
とツッコむ人がいます。
では検証してみましょう。
Aさん:1000レター購入
Bさん:レター購入なし5レターの便せんで交互にレターを贈り合う。
AさんからBさんへ995レター贈る
BさんからAさんへ990レター贈る
AさんからBさんへ985レター贈る
BさんからAさんへ980レター贈る
・・・・
ってなことを100回くらい繰り返していくと
Aさんの受け取り:49500レター
Bさんの受け取り:50000レター
になります。
※計算が違っていたらご指摘ください。「そもそも5レター便せんで1回に995レターも送れるのかよ」とかいうツッコミはなしで。計算しやすくするためなので。
たった1000レター(5400円)でここまで数字を大きくすることが可能です。
さてこんな風に受け取りレター数を捏造した人がたとえば
受け取りレター数50000!
という数字を引っさげてクラウドファンディングを起ち上げたらどうですかね。お金集まりますかね。みなさん、このAさんにお金支援しますか?「力を貸してください」と言われたとき、力を貸せますか?
あんた誰?
ですよね(笑)
通常レター数は一気に急激に増えることはなく、さまざまな人とのやり取りを通して徐々にゆっくりと増えてきます。もちろん大勢の人に貢献するような目立ったことをすれば一気に数千のレターが集まることもあります。
※私も西野亮廣動画の文字起こしをしたところ1日で約2000レターいただきました。
よほどの有名人でもない限り受け取りレター数が最初から万を超えるような人はいません。大きな数字に至る途中で必ず多くの人に注目されるような行動をしていて、レターポットをやっている人から「ああ、あの人ね」と知られていたりします。いきなりレター数だけ大きな人が登場しても違和感がありまくりで支援する前に疑惑の目で見られてしまうことでしょう。
こんな不正行為をして数字だけを大きくして見せかけの信用を高めても本当の信用はついてきません。同じ50000レターでも1000人から少しずつレターをもらって積み上げた50000レターと、不正行為で捏造した50000レターとでは、数字上は同じに見えても信用の高さは天と地ほど違います。
レターを贈った人は自分のレターを誰に贈ったかを知っています。自分が感謝の言葉、応援の言葉、ねぎらいの言葉を贈った人が、困っていたり、何かを新しく始めようとしていたら、たとえその人の受け取りレター数がさほど大きくなくても手を差し伸べたくなります。単に数字だけを見てその人を信用しているわけではないのです。受け取りレター数の数字は確かに一つの指標ですが、そんなものがいくら大きくてもそれに行動が伴っていなければ簡単に見抜かれます。
そもそも運営からは丸見えなので下手したら不正行為をする人はアカウントを削除されるかもしれません。(まぁ、私はその必要すらないと思いますが)
ウソの数字を積み上げても信用が伴わないので結果は当然ついてきません。そしてもしウソがバレたらただでさえ少ない信用が一気に地に落ちます。場合によっては二度と信用してもらえないかもしれません。
レターポットにおいて数字を操作するような不正行為を行うことは本当にマジでメチャクチャコスパが悪いのでやめておきましょう。普通にまっとうに信用を積み重ねていったほうが結果として望む結果が早く得られると思います。