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【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

【レターポット】「なんで有料?LINEでいいじゃん」にお答えします

ども。レターポット会員ナンバー32番、たいこもちこと滝本です。

letterpot.otogimachi.jp

※この「会員ナンバー」っていうのはネタですからね。今のところ登録した順番が32番目というか、仕様上そうナンバリングされているから、そう勝手に名乗っているだけです。

 

さて、ここから本題。
先日こんな投稿をしました。taikomochi1019.hatenablog.com

その補足です。

 

キングコング西野亮廣発案の有料メッセージングサービス「レターポット」について、頻繁によく見かける意見(疑問) 

LINEとかTwitterのDMでよくね?
なんでわざわざお金を出してレターを買う必要があるの? 

についてお答えします。

確かにこれだけ無料のメッセージサービスがある中で、レターポットは唯一の有料サービスと言っていいくらいの存在。普通に考えたら時代に逆行している無謀な戦略に映るでしょう。けれどレターポットは有料でなければならないのです。

 

有料である理由、それは、、、

 

ネガティブなメッセージを極力排除するため

 

です。

※ネガティブとは相手が受け取ったら嫌な気持ちになる、嬉しくないという意味で使っています。 ポジティブな言葉で書かれていても、頻繁に送り付けたりすればそれはネガティブなメッセージになりますし、レターポットで贈る必要のないムダなレターもネガティブに含みます。

 

TwitterもLINEもメールも

誹謗、中傷、悪口
クソリプ
無駄に長い文
意味のないつぶやき
広告、宣伝
勧誘

などがあふれています。

無料だからです。無料で文字数制限がないから、タダでいくらでも言葉を送りつけられるから、どうでもいい言葉やわざわざ相手を傷つけるような言葉を投げつけるのです。

ちょうど西野亮廣ブログに同じようなことが書いてありました。

ameblo.jp※彼は短く文章をまとめる天才だな。今回の内容はもう何日も前から書いては直し書いては直しを繰り返している。

 

一方、有料サービスのレターポットはどうでしょう。私はこれまで6000レター近く頂きましたが、ただの一つも嫌な気持ちにさせられたレターはありません。「そういえば私もそうだな」という人は少なくないのではないでしょうか。

 

一番すごいのは

あのキングコング西野亮廣にネガティブなレターが一通も来ない

という事実!!

 

これだけ見てもレターポットの有料戦略が見事に機能していることがわかると思います(笑)

 

そしてこのネガティブレターがやり取りされないということは、単にユーザーが嫌な気持ちにならないということだけでなく、他にも大きな意味があります。

 

レターポットはほっこりするやり取りができる単なるメッセージサービスというだけではありません。レターポットは

信用を可視化するための装置

なのです。

 

結構そのことを忘れている人が多いのですが、レターポットは受け取ったレター数でその人の信用度をおしはかる装置です。

 

だからやり取りされるレターにネガティブレターが混ざっていると装置の精度がガタ落ちになってしまうのです。ネガティブレターなんかいくら受け取っても信用にはつながりませんからね。

 

『有料』というフィルターを一枚はさむことで、ネガティブなノイズを除去して相手がもらってうれしいであろう

感謝
応援
ねぎらい
祝福

の言葉など、本来の贈り物としてのレターだけがやり取りされる状況を作り出しています。

 

まとめると

LINEでいいんじゃね?

→ダメです。LINEには信用可視化する仕組みがありません。

無料でよくね?

→ダメです。無料だとネガティブレターが混ざるため信用可視化の仕組みが機能しなくなるからです。

 

こういうことを書くと

本当にレターポットなら信用が可視化できるのですか

とよく聞かれるのですが、正直...

 

わかりません(笑) 

『わかりません』って無責任な。
お前いま『信用が可視化できる』って言ったじゃねーかよ!

いや、でもこれ...

 

あくまでこれ仮説ですから。

仮説なのに断言口調で書いちゃってすいません。
そこは謝ります。 

その人の信用の大きさと受け取る文字数はそこそこ比例する 

という非常にザックリとしたwキングコング西野亮廣仮説がレターポットの構想のスタートです。「そこそこ比例する」がスタートですよ?(笑)正しいかどうかなんて私にもわかりませんし、西野本人にもわかりません。

 

ただ西野亮廣はいい加減な気持ちでこんなことを言っているわけではなくて、このレターポットを通してその仮説を本気で実証しようと試みています。実際

レターポットは社会実験の場

と公言してはばかりません。

 

彼の仮説が正しいのかどうか。それはみなさんが時代の目撃者となって実際にその眼で確かめてみてください。

 

「有料」ということについて、私なりの考えをまとめてみました。
感想などをレターでいただけたら飛び上がって喜びます。
滝本のレターポットはこちら

letterpot.otogimachi.jp

 

■追記1
「有料」フィルターはネガティブレター以外にも「使える文字を有限に」します。これにより不必要に多くレターがやり取りされることを抑止する効果もあります。無料だとついつい言葉のチョイスが雑になって文章が長くなる。贈る回数がムダに増える。レターポットの世界にそういう言葉があふれるとやはり信用可視化の装置の精度が下がってしまいます。

 

■追記2
やっぱりいくらアンチでもわざわざお金払ってまでクソリプを送りつけてやろうとかは思わないんですね。

しかもレターポットの場合、仮に頑張ってコストかけて誹謗中傷レター送ったとしても、相手の受け取りレター数にカウントされてしまうので、数字の上では相手の信用度をアップさせてしまう。

さらにはそのレターを別の人への恩送りに使われてしまえば、ますますそいつの好感度がアップしてしまうから二度悔しい(笑)

せっかく相手を嫌な気持ちにさせてやろうと送ったのに、どんどん相手にポイントが入ってしまうわけで、これほどの抑止力はないでしょう。本当によくできた仕組みだな、レターポット。

 

■追記3
100レターが540円(1レター5円)という価格設定は絶妙だと感じます。1レターが1円だと今よりももう少し雑に言葉を扱ってしまう気がするし下手するとネガティブレターが混ざってしまうかもしれない。

逆に1レター10円で最小購入単位が100レター(1080円)だと気軽に参入しづらい気がする。私も1000レターが5400円だから迷わず買えましたが、もし10800円だったらすんなり買えたかちょっと自信がありません。

1コインでとりあえず始められるという価格設定が非常に上手いな、と。