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【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

ホームレス小谷が行く!『台湾(花蓮)支援という名の観光』ツアー!(3)【2日目後編 〜太魯閣(タロコ)峡谷と花蓮の夜〜】

ども、ドラマー/ドラムインストラクターの"たいこもち"こと滝本です^^
ホームレス小谷さんに同行して台湾に行ってきました。
その模様をレポートにまとめましたのでどうぞお読み下さい。

 

『ホームレス小谷が行く!『台湾(花蓮)支援という名の観光』ツアー!』

■経緯
2018年2月6日、台湾の花蓮にてマグニチュード6.4の大地震発生。ホテルや民家が倒壊し17名が亡くなった。レターポットユーザーから「台湾のために何かできないか」という声が上がったため、運営が急遽公開ポットを設置。そこに寄せられたレター数相当のお金を被災地支援に回すことを決定。

だが情報が徐々に整理されていく中で花蓮の被害の規模が当初報道されたほど甚大ではないことが判明。建物が倒壊したのはごく一部の地域であり、現地の方からも住民は平常通りの生活を送っているという情報が寄せられた。

そのため直接的に支援物資などを送るよりも、風評被害払拭のために観光で現地を訪れて(花蓮は観光地)、大いに飲んで食べて買い物をして花蓮でお金を使い、花蓮の良さをアピールすることが一番の支援になると判断。

そういう役目にうってつけの男「ホームレス小谷」を派遣することとなった。

 

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(2)【2日目前編 〜花蓮観光〜】からつづく

 

■太魯閣(タロコ)峡谷へ
腹もふくれ、買い物も済んだ我々は一路「太魯閣(タロコ)峡谷」へと向かう。花蓮に来たら誰もが訪れるような著名な観光地である。

 

途中ドライバーの王さんがフォトスポットでちょいちょい車を停めてくれるので、記念写真を何枚か撮る。

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悔しいが本当にフォトジェニックな二人だ。小谷のおもしろグラサンとベタなTシャツすらカッコよく見えてしまう。

 

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出発点に到着。誰もが記念写真を撮るスポットでもある。

 

峡谷の全行程を歩くととんでもない時間になるので、その後のスケジュールを考慮して歩くのは断念。(近場を歩くにとどめた)

 

ただ本当に絶景なので花蓮観光に来た方は是非太魯閣(タロコ)峡谷を訪れて(時間と体力に余裕があるならば)歩いてみてほしい。(ただし落石には注意してね)

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このスケール感は写真では表現しきれない。是非一度自分の目で確かめてほしい。

 

ここでちょっとしたアクシデント発生。「トイレに行く」と言ってトイレに向かった小谷が帰ってこない。かなり長い間待っているのだが帰ってこない。何かあったのだろうか。旅行会社の萩原さんが心配してトイレに向かう。

 

するとなにやら個室から叫び声が...

 

ん?あれはなんだ?なにをしている?

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おわかりいただけただろうか。

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中央の男性(萩原さん)が個室に向かって、なにやら白い紙状のものを投げ入れている。

 

そう...

 

小谷は個室で◯ンコをした後、トイレットペーパーがないことに気づきSOSの叫びを発していたのであるw

 

どこまでもナチュラルにエピソードを生み出す男。
それがホームレス小谷。

 

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無事にトイレから生還後に窮地を救ってくれた萩原さんとがっちり握手をかわす。なおこの時点で小谷はまだ手を洗っていないw

 

トイレ騒動の後、王さんからこの少し先に寺院があると聞いたのでタクシーでそちらに向かう。

 

不思議なポーズの像(釈迦如来?)の前でおどける小谷。

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いつかきっと罰が当たると思うw

 

寺院のそばでなにやら男性と女性がお茶を飲んでいたので、小谷はいつもの調子で遠慮なく会話に割り込んでいき、お茶やお菓子をごちそうになる^^

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突然の来訪者である我々を笑顔で歓迎してくれた。

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不思議な紫色のお茶をふるまってくれた。笑顔がとても素敵な女性。

 

会話だけだとなかなか通じないので筆談を交えてコミュニケーションを取る。漢字ってすごい。そんなわけでホームレス小谷の手はいつも漢字だらけ。 

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手の状態を見かねて紙をくれたw

 

しばらくすると一人、また一人と会話に参加する人が増えてきた。そして気づけばみな小谷を中心に笑顔でワイワイ盛り上がっている。しまいには歌えや踊れやの祭り状態に。

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なぜか小谷の周りには人が集まり笑顔になる。ザッツ小谷マジック。

 

一人の女性からもらった一枚の紙。漢字を読めばだいたいの意味はわかる。このメッセージには正直ジーンときた。

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最終的にはこう。

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私(滝本)の大好きな一枚。

 

ここでの出会いや人々とのやり取りが個人的にはこの旅のハイライトだと思っている。少し長いが是非動画で見てほしい。台湾の人の思いがわかるはず。また小谷がどうやって人の心にスルスルッと入っていくかがわかると思う。

youtu.be

 

寺院での素敵な出会いのあと、後ろ髪を引かれつつも我々は太魯閣峡谷をあとにし、街へ向かった。

 

実は台湾に来てから小谷のスマホiPhone)の調子が悪い。カメラのピントが合わなくなってしまったのだ。

 

そこで私が台湾のスマホメーカーは非常に優秀だと伝えたところ「スマホを買おう!」ということになった。

 

台湾に来てご飯を食べたり、観光地で買い物をしたりする。これも支援の一つのスタイルだが、いかんせん物価の安い台湾ではなかなか大きなお金をつかう機会がない。

 

スマホ購入となればかなりまとまったお金を使うことになる。地元のショップに大きなお金を落とすことができる。

 

花蓮に戻り、スマホショップを探した。通りすがりの人に聞くと近くに一軒あるという。

 

見つけた。

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品揃えもまずまずで、なかなか良さそうなショップ。

 

店内を見回りながらいろいろなスマホを手に取る。素晴らしい製品が多くて迷う。

 

流暢な日本語で丁寧に説明してくれる店員の曽さん。「日本が大好き。人が優しい。大阪に行った時にすごく優しくしてもらった」と言われた。東京オリンピックを見に来るとのことなので日本で再会できたらすごいな。

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そんなとき、急にけたたましいアラームが鳴った。なにごとかと思ったら小谷が見本機を無理やりはずそうとして防犯アラームを鳴らせてしまったらしい。店員さんが慌ててアラームを止めに駆け寄る。

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犯人はこの男。毎回なにかしら事件を起こしてくれる。

散々検討してようやく機種が決まった。

HTCというメーカーが気に入ったようだ。どうせ買うなら最新モデルということでHTCのU11+という機種に決定。

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スマホの設定を待つ小谷。調子の悪いiPhoneから最新型のAndroidに乗り換えて嬉しそう。

 

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すべての手続が終わり。店員さんと握手。すばらしい接客だった。

 

スマホを購入した後、ご飯を食べに行こうとも思ったが、今日は一日移動しっぱなしでみなの顔にも若干疲れが出ている。近くに良いマッサージ店があるとのことなので向うことに。

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「足裏は痛そうだから止めよう。」と申しております^^

 

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全身オイルマッサージ(60分コース)に決定。 

 

施術室に案内されて、指定のパンツに着替える。(男4人が一部屋、もんちゃんは別室)

 

なぜか小谷の施術だけが始まらず、男性スタッフ3人(ヤンくん、萩原さん、滝本)の施術だけが黙々と進む。結構ガタイの良い男性スタッフにグイグイもみほぐされていく。途中小谷がヒマでおしゃべりしすぎていたら、店員さんに「シーッ!」と怒られたw

 

全身オイルマッサージはとても気持ちよかったが時々力が強すぎて痛いこともあったので、みなさんがマッサージを受ける時はお気をつけください。

 

小谷の施術の様子を撮影できたのでマッサージの様子をご紹介。赤くない小谷の写真はある意味貴重かもしれない^^

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首をもまれる小谷。これは気持ちよさそう。

 

 

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完全にプロレス技で首をキメられているようにしか見えないw 小谷が「Small Power!Small Power!(もっと弱く!もっと弱く!)」と訴えるが聞き入れられることはなかった。完全にこの施術師は小谷で遊んでいたと思う^^

 

マッサージ店で身も心もほぐされた我々は晩ごはん食べに再度街の中心地を目指す。だが、お目当てのワンタン屋さんがタッチの差で営業時間終了(20時半)。

 

ブラブラ歩きながら直感に従ってお店をチョイスすることにする。

 

ホテルの近くに地元民で賑わうローカルなお店「福華小吃」を発見。非常に良さそうな雰囲気。これは期待できそう。

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この店もメニューに数字を書き込むシステム。これはこれで合理的でいい。

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何度目の乾杯だろうか。とにかく台湾で飲む台湾ビールは美味い。

 

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どれも本当に美味い。店のチョイスは大当たり。

 

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本気で美味い時、人はこういう表情になる^^

 

ここでサプライズ。なんと日本からちょうど花蓮に旅行で来ていたサロンメンバーの滝口さん登場!(合流するために小谷が密かに連絡を取り合っていたのだ)

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元々「海外行きたいなー」と漠然と思っていたタイミングで2月の花蓮地震に関するキングコング西野のコメントを見て「これは現地に行くしかない」と思って、本当に来ちゃった人。フットワークの軽さが素敵過ぎる。

 

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会った直後なのにもう10年来の友達のように打ち解けている。

 

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打ち解けたタイミングですかさず天才万博のチケットを売りつける小谷w 

 

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気づけば小一時間でビールがこんなに空いている。

 

すっかりお腹も膨れた一行。デザートが食べたくなったので街に繰り出す。アイス屋さんを発見したので入ってみる。

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脂っこいものを食べたあとのアイスは最高。すっきりと美味しい。

 

滝口さんとはここでお別れ。お疲れ様でした〜!

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なんとも素敵な笑顔の好青年。

 

ブラブラと歩いてホテル戻る。今日は一日本当によく歩いた。

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素敵な笑顔で「おやすみなさい!」

 

2日目は本当に内容てんこ盛り。疲れたけれど充実感がハンパない一日だった。

 

(4)につづく

★旅の様子を動画でもどうぞ★
「ホームレス小谷の台湾(花蓮)支援ツアー」

www.youtube.com

 

■滝本 裕(@taikomochi1019)のレターポットはこちら
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