好きなドラマー(26) ~Jojo Mayer~
超重要ドラマーをすっかり忘れていました。
世界の最高峰のテクニックの持ち主。
本当ならもっと早く紹介するべきところ、なぜかすっかり抜け落ちていました。
私のハンドテクニックはかなりの部分ジョジョのDVDを参考にさせてもらっています。(彼のスピードの半分くらいしか出ないけど^^)このDVDは全ドラマー必見です。ハンドテクニックのすべてがここにあると言っても過言ではありません。
初めて彼を見たのはスクリーミング・ヘッドレス・トーソズ(Screaming Headless Torsos)でした。
曲(*1)もぶっ飛んでいて一発で気に入ったのですが、ドラムがとにかくとんでもなくかっこいいなというのが第一印象でした。デイヴ・ウェックルばりテクニックを持ち完璧なグルーヴ。すぐに調べましたね。そこでジョジョ・メイヤーという名前が私の脳にインプットされました。
その後もちょいちょい追っかけつつYoutubeで動画をチェックしていたのですが、途中からどうやらこの人はとんでもないテクニックの持ち主だぞ、デイヴ・ウェックルと並ぶどころか、さらに上を行ってるぞということがわかってきました。(デイヴだってものすごいのにそれを凌駕するレベルにいるって...。どんな練習したらそんなところにいけるわけ?ジョジョさん)
いくつか動画をご紹介します。
まずはライブでモーラー奏法とプッシュプル奏法を解説するジョジョ・メイヤー。
2:00あたりのフレンチグリップでのプッシュプルは信じられないほどの速さです。
手だけじゃなくて足もものすごいんです。
1:58あたりからの手足のオルタネートフレーズがとんでもない速さです。
そしてこのドラムソロ映像はかなりインパクトがあります。
足でスナッピーを上げるというお行儀の悪い技(笑)も見せてくれます。
DVDの中でのパフォーマンス。大好きなソロです。
これほどのテクニックを持ちながらテクニックに偏ったソロにならない音楽センスが素晴らしいですね。フレーズの宝庫。ニュアンスの嵐。
細かい解説するのは野暮なのでやめておきます。全世界のドラマーの頂点に君臨するドラマーの一人です。憧れであり、目標でもあります。手が届かないことはわかりきっていますが、それでも1mmくらいは近づきたいので練習してます。
■追記
ここ最近ずっとジョジョさんは「人力(じんりき)ドラムンベース」とでも呼ぶべきスタイルが定着していますが、実はそのスタイルが私はあまり好きではありません。
そのジャンルにそもそも興味がないというのもありますが、普通にフュージョン系の楽曲を叩いているジョジョのプレイのほうが好きです。セットも今の3点セッティングより以前のタムが2個並んでいるセットのほうが好き。
でももう今後は点数を増やしたりはしないんだろうなぁ。