良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

ライブが終わって抜け殻状態...

12月15日のTHE LIBERATIONのライブ(@御苑サウンド)にお越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました。心から感謝しております。

事前にお伝えしましたとおり、今回はJourneyの2枚のメガヒットアルバム

Escape
Frontiers

をアルバムの曲順に完全再現するライブで、2月にJourney本家がチャレンジし失敗したため(笑)、我々がそのリベンジを果たすというスタンスに(結果的に)なりました。

ライブ前は楽しみでしかたなかったのですが、リハをやってみたら思った以上にキツいメニューであることがわかり、とんでもないプログラムに手を出してしまったことを実感しました。

結構惑わされたのが曲に対するイメージのギャップですね。この2枚のアルバムは中学、高校時代に聴きまくったので、全曲今でもしっかりと脳内に定着しているのですが、あくまで当時の音楽スキルでコピーした状態の曲。

あらためて今の音楽スキルでコピーしてみると今のほうがより音楽的に細部まで聴き取れてしまうため、下手をすると別の曲のように感じるのです。

なまじ身体に染み付いている曲なのでそのイメージをいったんクリアにして今の解釈で再構築するのは意外と大変でした。

個人的に一番苦戦したのはアルバムタイトル曲でもある「Frontiers」。これは聴いた方はわかると思いますが、拍のアタマがどこかわからないような不思議な曲です。(どこをアタマだと解釈しても成り立ってしまうような感じ)

私は30年間拍を間違って解釈していたため(笑)、その矯正に一番てこずりました。なにせ自分が絶対に正しいと信じていたことが直前にひっくり返されたのですから。リハ直前までこの曲の修正に時間をかけました。(おかげで本番は大きなミスなく演奏できましたが)

ま、そんなこんなでライブ自体はほぼ事故無くお届けでき、みなさんに楽しんでいただけたようで我々もホッとしております。

ライブ後は若干放心状態に近い感じになってしまってブログを書くまでに2日かかってしまいました。それくらい今回のライブは自分でもいつも以上に気合が入ったライブでした。

今は何も考えられない状態ですが、落ち着いてくるともう次のライブを考えたくなると思います。次も何かテーマを持ったライブができるといいなぁ。

またブログ等でお知らせしますのでお楽しみ^^