【レターポット】「レターもらうより現金5000円もらった方がうれしい」の人へ
ども、たいこもちこと滝本です。
ドラマーのためのブログなんですが、もはやその面影もなくなりレターポットブログになっちゃってます。
もうそのへんも最近はあまり気にならなくなりました。
これが悟りというものでしょうか(笑)
ところで...
先日Twitterで
私は5000円分のレターもらうより言葉と現金5000円もらうほうがうれしいです。
というツイートを見かけました。
はいはい、これ、わかります。
私もですw
っていうか誰だって現金はうれしいです。
レターポットユーザーだって、レターをもらうよりお金をもらうほうがうれしいという人は少なくないと思います。
ただ、ちょっと考えてみてほしいんですけど...
5000円もらってうれしい
という人は、別に5000円札のコレクターで
わぁい、また5000円札が手に入ったー
と喜んでいるわけではありませんよね(笑)。
5000円もらったことによって手持ちの現金が増えて、あれこれ使えるからうれしいわけですよね。
ここで、よく考えてほしいのですが...
5000円もらって手持ちのお金が増えるのと
5000円の出費をなくすことは
同じです。
5000円もらったので焼肉を食べに行った。
会計のときに5000円払った。
と
焼肉を食べに行き会計の時に5000円払おうとしたら
先輩がおごってくれた。
これ、どちらも手持ちの金額に変わりはありません。
レターポットをやるということはどちらかというと後者なんです。もらって増やすのではなく、出て行くお金をセーブして結果的にお金を残すことができるのです。
自分がレターポットユーザーだとします。
■出産祝いを渡すケース
A.相手がレターポットユーザーではない
何かプレゼントを買って渡す or 現金を包んで渡す
→プレゼント代のお金が出ていく
B.相手がレターポットユーザー
出産祝いのメッセージをレターで贈る。
→使うはずだったお金が手元に残る
これさきほどの焼肉の例と同じです。出ていくお金を抑えることで結果的に手元にお金が残るという考え方。
誤解してほしくないのはプレゼント代をケチるためにレターポットをやっているわけではありません。それはレターの使い方の一部分であってそこだけをピックアップしないでいただきたいです。余計なモノのやり取りを減らしてお互いがお金をセーブしつつ、気持ちを贈り合えたら素敵じゃないですか、という話。
※「『プレゼントを余計なモノ』とはなにごとだ!」という声も聞こえてきそうですが、レターポットユーザーはレターポットをやっているという時点である程度、その世界観(要らないものを要らないといえる世界)に共感しているという前提があります。だからこそこういうレターでのやり取りが成り立つわけです。
レターポットを始めたばかりとか、ちょうど手持ちのレターがない場合は結局お金を払ってレターを買わなければならないじゃないか!
確かにそうかもしれません。けれどレターポットの世界にしばらくいた人ならわかりますが、レターが無い人にレターをプレゼントすることが当たり前のように行われています。
例えばTwitterで
友達に出産祝いのレターを贈りたいのですが、手持ちレターがありません。レターください。
とつぶやけば間違いなく複数のユーザーからレターが贈られてきます。そのレターを使って出産祝いレターを贈ればいいんです。
他人からレターをタダでもらって
それでプレゼントレターを贈るってどうなのよ。
都合がよすぎないか。
確かにそれって普通の感覚からすると、めちゃめちゃ都合のいい話ですよね。でもレターポットの世界ではこういうことが日常茶飯事。毎日のように当たり前に行われています。そもそも
レターが買えないのでください。
というつぶやきだってよく考えたら都合のいい話でしょ。
普通だったら
買えないんだったらVISAかマスターのカード作れよ
何かしら他人の役に立って感謝レターもらえよ
と言われてもおかしくないです。
けれどレターポットの世界では「ください」「はいよ」が当たり前のように行われています。
単純に困っている人を助けたいからやっている人。いつかその行為が回り回って自分のところに何かしらの形で返ってくることを期待してやっている人。いずれにしろ自発的にやっているのでレターを贈る人は全然「損をした」という感覚を持ちません。むしろ「恩を贈ることができた」と満足していると思います。
でも、出産祝いをレターで済ましたら
ケチくさいとか思われないかな...
だから...(笑)
そんなことは気にする必要はありません。だって相手はレターポットユーザーなのですから。レターポットを使っている時点でレターポットがどういうものかわかっているはずです。
当然その人も誰かのお祝いをするときに(相手がレターポットユーザーなら)レターを贈るはず。だから自分を祝ってくれる人がレターを贈ってきても
なんだこいつ、プレゼント代ケチりやがって
レターで済ませようとしてやがるな
とは思わないです。たぶん。
そう思う人は相当性格が悪い(笑)
プレゼント代セーブしたいって
随分ケチくさいこと言ってるね。
私はなんと言われても心のこもったプレゼントを渡すよ。
どうぞ。
それは全然止めません。あなたの自由ですから。是非相手の方が喜ぶ素敵なプレゼントを渡してあげてください。
「レターポットをやっている以上絶対レター以外贈るな」なんて言ってません。モノを贈りたい人は贈ればいい。現金を渡したい人は渡せばいい。私にプレゼントしたい人は現金もしくはビール券をください(笑)
レターポットは使い方次第でお金をセーブできるのでお金をもらうのと同じ効果がありますよ、と説明したまでです。
世の中には
「これ以上モノを持ちたくない」
「余計なモノを増やしたくない」
というミニマリスト感覚の人が結構います。あとモノを贈り贈られという儀礼的なものが苦手な人とか。
レターポットの世界観はそういった人たちの価値観にマッチします。
プレゼントを贈る側からしたら自分のプレゼントが余計なモノ扱いされているようで寂しいのですが、彼らはもらったプレゼントを余計なモノ扱いしたくないからこそ、事前に「要りません」と言ってくれているわけで、それは相手の方の優しさだと思ってあげてください。
考え方は人それぞれ。
レターポットを使うも使わないも人それぞれ。
自分に合ったやりかたで生きていきましょう。
■滝本 裕(@taikomochi1019)のレターポットはこちら
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