良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

【レターポット】運営は株式会社です ~儲けが気になる人たちへ~

ども、ドラマー/ドラムインストラクターの"たいこもち"こと滝本です^^

 

Twitterでレターポット関連のつぶやきを見ているとときどきレターポットの運営の儲けにやたらと執着するコメントを見かけます。

いくら儲かってるんだ
何に使ってるんだ

と執拗に儲けに関して問いただそうとする人。 

レターポットなんて西野が儲けるだけ
運営が儲けるだけで胡散臭い

とか儲けを否定するようなコメントをする人。

 

本当に不思議でならない。
なんで他人の儲けがこんなに気になるんだろう。
なんで儲けをこんなに否定したがるんだろう。
 

オンラインサロンでもこの件に関して、ライブ配信でいろいろと意見のやり取りがあったのですが、その中のコメントで「あ、もしかしてそうなのかも」と思ったのが...

 

レターポットの運営を慈善団体、NPOかなにかと勘違いしている

 

というもの(※)。

※「西野亮廣が嫌いでやることなすこと気に入らない。西野が儲けるなんて許せない。」という意見もあると思いますが、そういう意見はとりあえずスルーしますw

 

 

確かに代表(西野亮廣)が利益(経費を差し引いた余剰金)を寄付、支援などの社会貢献に使うという方針を打ち出しているのでそのように受け取られても不思議はないのです。

 

ですが、レターポットの運営はれっきとした株式会社です。

 

その辺にある普通の株式会社と同じです。
利益を出さなければ事業を継続できません。

 

利益が出なければ中の人の給料も払えず、システムの維持管理費も払えず、48000人近い登録者を抱えるレターポットというサービスが

今月いっぱいで終わりまーす

となる可能性もあるのです。

 

だからこそ経営者はそうならないように必死に頑張っています。代表者(西野亮廣)が忙しいさなか寝る間も削って既存ユーザーや新規ユーザーにレターを送り、ことあるごとにレターポットの宣伝、告知を続けているのもレターポットを終わらせないためです。

 

会社が利益度外視でやれば世間的には受けが良いのかも知れません。実際先日の「やり直し成人式」は完全な赤字の中、西野亮廣が赤字を出しても今やるべきと判断して強引に実行しました。

 

だたこういった力業は単発ではアリかもしれないですが、そう何度も何度もできるものではありません。今後も必ず社会的な問題や自然災害などが起こり、支援を必要とする人や団体や地域は次々と現れます。

 

そういったケースにできるだけ対応していくためにも、言い方は悪いかもしれませんが、まず自分の取り分をしっかり取った上で、残りをどうすればもっとも効果的に支援として使えるかを考えて動くというスタンスが大切だと考えます。

 

ここから先はきわめて個人的な意見になるのですが...

 

もう寄付とか支援とか社会貢献とかそういう看板を下ろしてほしいです。そのせいであれこれ外野がお金の使い道などにいちいち干渉してきて、それが本当に鬱陶しい。

 

「上場しているわけでもなし、株式会社が自社の売り上げをどう使おうがその会社の自由だろうが」と思います。だから本当は

お金は西野が世の中を面白くするために使いま~す!

とかもっとフワッとした目標設定にしておいて、支援や寄付にも使うけれど、次回作のための資金として使ったりするなど、使い道に関してはある程度柔軟性を持たせておいてほしいと思っています。

 

けれど西野亮廣はオンラインサロンで

「もう社会貢献なんてやらねー!」とは言いたくないな。
これらの誤解は背負って、その都度、何百回も何千回も説明をして、やっぱり困っている人を助けたい。

と明言しました。

 

あちこちから「売名」だの「宣伝」だのこれだけあれこれ言われながらもやはりレターの売り上げは基本的に社会貢献に使っていくとはっきり断言しました。

 

さすがにこれにはグッときましたよ。大将がそこまで言うなら、私はその方針に関してはもう何も言うつもりはありません。できる限り支援が上手くいくよう自分なりに力を注ぐだけです。

 

今回の台湾(花蓮)の地震の被災地支援に関しても様々な方面からレターポットの売り上げ対してのコメントが寄せられました。

 

いわく

支援のためのレターが運営費で使われるのはなんかちょっと...

みたいなつぶやき。

 

けれどそこはレターポットで支援を考えるなら理解してほしいところだし、もしそういったお金(レター)の使われ方が納得できないなら、別の支援方法を自分で選択して支援すればいいと私は思います。

 

病人を看病するときに、看病する人間がまず健康でなければ看病どころではないし、長期間看病するなんてとてもじゃないけれどできません。

 

支援する側(レターポット)が息切れして倒れてしまわないようにレターの売り上げからまずは経費をしっかり確保して、その上で支援を行うということがもっと共通認識として定着してほしいと心から願います。

 

■追記
レターの売り上げはユーザーがお金を払った段階では運営が自由に使えるお金にはなりません。

運営が使えるお金は以下の通り。

  1. レターを送る際の切手代
  2. 公開ポットに贈られたレター
  3. 使用期限(4ヶ月)切れのレター(※)

この中から経費を差し引いた残りが支援に使われます。支援する対象やどのように支援するかは運営側の判断によって決まります。

※レターポットのサービスリリースから4ヶ月経過していないため、使用期限レターはまだ発生していません。運営の収益となるのは実質的に1.と2.のみになります。

 

■滝本 裕(@taikomochi1019)のレターポットはこちら
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