あれって意味あるの?
車の右側面にお店や会社の名前が右始まりでペイントされているケースをいまだに見かけます。
例えばこんなの。
もうさ・・・
もはやギャグだよね(笑)
なぜに右から読ませるのだろうか。
何か意味あるの?
そういう法律でもあるの?
どう考えても意味ないでしょ、これ。
走行中の車を右側から見る場合、進行方向は我々から見れば左から右へ、となるので文字が右から始まれば読みやすい・・・
確かに理屈ではそうかもしれません。
けれど、我々が文字を読む場合、一文字一文字追っかけて読むわけではありません。大概は文字を一つの塊として認識して、一気にパッと読んでいます。(ですよね)
「タキザワハム」を
タ・キ・ザ・ワ・ハ・ム
と読む人は言葉を覚えたての子供くらいで、小学校高学年くらいの子でも一瞬で「タキザワハム」と読めます。
むしろ
ムハワザキタ
などと書いてあったら、逆に一瞬「えっ?なにこれ?」となるはず。
車の側面は看板の意味合いもあるのだから、人々に真意が伝わりにくいのはむしろダメなんじゃないかと思うんですが、それでも相変わらずこの手の逆から読ませる文字をペイントした車は存在しています。
なぜなんだろう・・・。
自分なりに右始まりの文字が効力を発揮する場面を想像してみたんですが、それは我々が車の側面に書かれた文字を塊として認識できないくらい高速で車が走っていた場合。
自分の横を時速150kmくらいでタキザワハムの車が通り過ぎて行く・・・
なんてことがあったら、その時は確かにムハワザキタが役に立つような気がします。
ただ、公道でそんなスピードを出すという事は、今度は別の問題が発生しますけどね(笑)。
いずれにしろこの件はみんな変だなと思いつつも、なんとなく昔からずっとこのやり方で来ちゃったから、なんとなく受け入れているだけ、という気がします。
変な慣習^^
でも無くならないでいて欲しいと願う自分もいたりして(笑)。
■追記
ちなみにこのタキザワハムのトラックですが、結構細かい文字まで逆に表記しているくせに、「和牛」のところはそのままの表記になっていたりします。
だったら全部それでいいじゃん!(笑)