良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

練習

名誉の負傷

『名誉の負傷』なんて言うとちょっと大げさですがね、ライブの後は肩に細かい傷が出来ます。 なぜか。 それは肩にスティックが当たるからです。 スティックのショルダー部分はご存知の通り、シンバルを叩くことで削れてザクザクになりますよね。 ※画像はサウ…

これはわかる気がする

logmi.jp という記事を読みました。 最初は「え〜?20時間で〜?」と懐疑的だったのですが、読み進めていくうちに「ああ、なるほど」と納得。 これはちょっとタイトルが煽りすぎですね。「一人前になる」はいいすぎ。20時間でスキルを身につけるといっても別…

耳を育てる

ツインペダルの16分音符の連打が拍とまったく合っていない リズムパターンが指定したものと全然違う まったくの初心者ではないのに フレーズやパターンが正しく叩けていないことに 本人が気づいていない(叩けていると思い込んでいる) という場面をレッスン…

目標は高く

生徒さんは基本的に 「初心者なので基本を教えて欲しい」「○○が出来ないので出来るようになりたい」 ということでレッスンを受けている方が多いようです。 もちろんそれはレッスンを受ける動機としてはしごくまっとうだと思いますが、それは最終目標を達成す…

譜面についての話(オマケ)

前2回は譜面を書くことは決して省いて良い手間などではないという話でした。 譜面の書き方については 「taikomochi流 ドラム譜の書き方1」(とそのシリーズ) 「taikomochi流 ドラム譜の書き方(補足)」 あたりを参考にしてください。 授業で先生がホワイト…

某大御所ギタリストの方の嘆き2

前回からのつづきです。 先生がホワイトボードに書いた譜面を生徒が手書きで写さずに写メを撮ったことで、先生がガックリきた話。 別に「俺たちの時代は苦労して手書きで書き写したもんだ。今時の若いヤツは楽をしやがって...」と怒っているわけではないんで…

某大御所ギタリストの方の嘆き1

誰もがそのサウンドを聞いたことがあるであろう、某大御所のギタリストの方のお話。 この方、あるスクールで教えていらっしゃいまして、これからご紹介するエピソードはある日のグループレッスンでの出来事。 先生があるコード進行をホワイトボードに書きま…

「クリックに合わせる」の誤解(オマケ)

■クリックの奴隷にならない 何度も書いていますが「クリックに合わせる」ということは「クリック様という主(あるじ)に従属的に合わせてドラムを叩かせていただく」ことではありません。 私はクリックとの関わり方をずっと誤解していたために(いや、正確に…

「クリックに合わせる」の誤解4

クリックとの上手い付き合い方を構築するアプローチのその2です。 ②クリックとズレない自分を作り上げる ま、これは究極の解決法であり、これが出来れば苦労は要らないのですが(笑)。 でも練習のやり方しだいでこういう自分を作り上げることは可能だと思いま…

「クリックに合わせる」の誤解3

クリックに従属的に合わせに行くプレイは音楽的な演奏とは言えず単なる「作業」です。そうならないためのクリックとの上手い付き合い方を構築するアプローチを二つご紹介します。 ①クリックの捉え方を変える クリックを「テンポのガイドとして鳴っている単な…

「クリックに合わせる」の誤解2

「クリックに合わせる」というと クリックという正解があって それに従属的に合わせる というようなニュアンスを感じてしまうため「クリックに合わせる」という言い方は実はあまり適切ではないと思っています。 とは言え他に上手い言い方もないので「クリッ…

「クリックに合わせる」の誤解1

リズムキープ能力の強化のためにクリック(メトロノーム)に合わせて練習を行うことはドラマーにとっては欠かせません。 ただこの「クリックに合わせる」という言葉を誤解している人が実に多いのです。(以前の私です(笑)) そういう人は気を付けないとリズ…

ライバルもつまづく

前回「つまづくポイント」でどの生徒さんもつまづくポイントがあると書きました。 人によってはその壁が乗り越えられずにドラムを止めてしまうケースもあります。 けれど誰もがつまづくということは自分のライバル達もつまづくポイントでもあるわけですから…

つまづくポイント

レッスンをしているとどの生徒さんもつまづくポイントがあります。 ・スティックのグリップ・スティックの打ち終わりの高さコントロール・ハイハットのダウンアップ奏法・足のダブル などは概ねどの生徒さんもひっかかります。 もちろん私も上に挙げた全ての…

どこでも練習は出来る

このネタは過去にも書いているかも知れませんが、読んでいない方もいると思うので書きますね。 ドラムってスティックを持たなくてもいろいろと練習出来る楽器なんですよ。 ドラムを始めたばかりの初期の頃は手足を分離してコントロールすることがなかなか出…

ギターが弾けるようになりたい...

前回ギターシミュレーションソフトのElectri6ityについて書きましたが、ソフトをいじくればいじくるほど... ギターが弾けるようになりたい! と強く思います。 ギターが弾ければ今味わっているこの苦しみからすべて開放されるわけですから。 ギタリストいい…

常にセンターを

生徒さんによくある傾向なのですが... スネアのセンターをヒットしてません! シンプルな8ビートはまだいいのですが、 両手刻みの16分音符や ツインペダル連打の時などは かなりの確率でスネアのヘッドの中心からはずれたところを叩いてしまっています。 も…

出来たらいいな2

私が今取り組んでいる二つ目の「出来たらいいな」はプッシュ・プル奏法。 これはもしかしたらあまりなじみがないかも知れませんし、はっきり言ってこれが出来なくてもドラマーとしては全く支障がありません。私自身40歳くらいまで存在も知りませんでしたが全…

出来たらいいな1

前回は 「絶対に出来なければダメ」 と 「出来たらいいな」 をしっかり分けて練習しましょう、という話をしました。 ※「前回は」と書いておきながらその前回の記事が抜けていたので追加いたしました。 前回の記事「練習の区分け」を先にお読みください。 で…

練習の区分け

上達のためにみなさん日々練習に励んでいますか。私も毎日練習は続けていますよ。 ところで、今やっている練習は何のための練習かしっかり理解した上で練習していますか。 練習をする上で気を付けなければならない点はいろいろとありますが 「絶対に出来なけ…

イテテ

普段どんなフォームで演奏していますか。 気を付けていることはありますか。 どんなに正しいフォームで体に負担のかからない奏法を心掛けていても体を痛めることがあります。 そもそも楽器を演奏するということは体の特定の場所を極端に使い続ける作業なんで…

楽して上手くなる(2)

「楽して上手くなりたい」 唐突にすいません(笑)。 普通はこんなことを言うと叱られます^^ 世間には「苦労を乗り越えて目標を達成する美学」みたいなものがあって、何かを手に入れるためにストイックに地道に取り組んでいろいろなものを犠牲にした結果やっと…

楽して上手くなる(1)

ある生徒さんの話。 「僕、地道な努力とかストイックな練習とか大嫌いなんですよね...」 さて、それを聞いた私は彼になんという言葉をかけたでしょうか。 講師経験の浅かった以前の私なら、 「そんな甘ったれた気持ちで上手くなれると思ってんのか。ドラムを…

踏み方お試し中

バスドラムのペダルの踏み方を相変わらずいろいろと試しています。 ※踏み方が定まらないともいう(笑) 私はずっとスライド奏法でやってきたのですが、生徒さんに足のダブルのいろいろな踏み方を解説していたら、ちょっと自分でも他の踏み方を試してみたくなり…

視線はどこを

以前も似たトピックで文章を書いた気もしますが、忘れたので再度書きます(笑)。 生徒さんが上達するためにはただレッスンに来て先生の前で叩いてアドバイスをもらうだけでは、当然ダメですよね。 大事なのはレッスンとレッスンの間の期間! ここでどれだけ自…

さらに上を目指す

2014年のゴールデンウィークの話ですが... 奥さんの実家でNHKの宝塚の特番を見ました。 「宝塚ってあの女の人が男のカッコして、なんかミュージカルみたいなことしてるやつでしょ?」 とちょっと距離を置いてしまう人もいるかも知れません。 私も実際そうい…

ドラマーの味方 ~メトロノームとの付き合い方(オマケ)~

メトロノームはドラマーのテンポキープ力を強化してくれる心強い味方だと書いてきましたが、別の意味でも強力な味方なのです。 私はリハの時もメトロノーム(クリック)は常に使う準備だけはしています。それは自分の身を守るためです。 どういうことかと言…

ドラマーの味方 ~メトロノームとの付き合い方(5)~

■関係は「二人三脚」 メトロノームとの付き合い方(2)で「クリックを裏で取る」方法を説明し「お餅つき」に例えました。自分が表でクリックが裏で二人で一つの作業を息を合わせて行う。 作業としてのクリックとの絡みは「お餅つき」で例えられますが、リズム…

ドラマーの味方 ~メトロノームとの付き合い方(4)~

■パターンに決まりはない さてレコーディングや打ち込み有りのライブの現場ではドラマーはメトロノーム(クリックと呼ばれることが多い)を聴きながら、それに合わせて演奏するのですが... 通常クリックは4分音符で鳴らすパターンを使います。(曲のテンポが…

ドラマーの味方 ~メトロノームとの付き合い方(3)~

■律儀な共演者 メトロノームを裏で取れるようになると「メトロノームと自分のドラムで一つのリズムを作る感覚」というのが分かってきます。 メトロノームの出すクリック音に合わせるという感覚は消え、共演してメトロノームと自分のドラムでアンサンブルを作…

ドラマーの味方 ~メトロノームとの付き合い方(2)~

■自立したリズムの形成 ただ「メトロノームに頼るな」と言われてもこれがなかなか難しい。 メトロノームに合わせてドラムの練習をしますがどうしても「合わせに行く」ドラムになりがちです。メトロノームと言う正解があって、そこに自分の出す音を「合わせに…

ドラマーの味方 ~メトロノームとの付き合い方(1)~

メトロノームは本当に心強いドラマーの味方です。メトロノームなしの練習などあり得ないと言っても過言ではないでしょう。 どんなに素晴らしいリズム感の持ち主でもいきなりドラムセットに座ってリズムを叩き始めたらリズムはヨレます。リズム感が怪しい人だ…

おすすめアプリ(3) ~ドラム練習用アプリ~

Roland:Friend JamYAMAHA:Song Beats どちらもドラム練習用のアプリです。デモ曲に合わせて演奏するためのアプリです。エレドラでプレイすることが前提になっていますが生ドラムの練習用としても十分使えます。 Friend Jamの方が普通の曲っぽく、Song Beat…

おすすめアプリ(2) ~Jammit~

超楽しいアプリ「Jammit」のご紹介です。 Jammit ■ある意味革命 この音楽アプリ「Jammit」のサブタイトルは「Jam with your Favorite Band」。 つまり「あなたの大好きなバンドとJAMしよう!」ということ。 ※JAM:「気軽に一緒に音を出して演奏を楽しむ」と…

おすすめアプリ(1) ~Tempo~

私が日常使っている便利なスマホアプリを紹介していきたいと思います。 ※私はiPhoneユーザーなのでAndroidについては分かりません。ご容赦ください。 ■何と言ってもメトロノーム!! ドラマーにとってメトロノームは欠かせないアイテムです。私はこの「Tempo」…

フレーズ/パターン紹介1「Alien Hip Hop」

私の大好きなVirgil DonatiがやっているPLANET Xというバンドがありまして「Alien Hip Hop」というカッコいい曲があります。 ※Youtubeなどで見てみてください この曲のAメロというか基本パターンがなかなか面白いので解析しようと思ったんですが、これが結構…

買っちゃいました^^

買おうかどうか迷っていたのですが、やっぱり買っちゃいました。 「Ultimate Play-Along : Virgil Donati」 結論から先に言うと... 買って大正解! ヴァージルのいわゆる教則本かと思っていたら違いました。(説明書きをよく読まずに買った(笑)) 彼の代表曲…

ライブ用のアレンジ

あるアーティストさんのサポートでドラムを叩くことになった時の話。 リハの前に予習のためのスタジオで個人練習をしました。 私が叩くのは全部で5曲。そのうち2曲は自分にとって新曲なのでその曲を重点的に練習しました。 ポイントは「打ち込みの曲をどう料…

引き出しを(とにかく)増やす

「求められるモノ」でも書きましたがクライアント(プロデューサー、ディレクター、アレンジャー、バンマスなど)からは演奏に対して様々な要求、要望が出されます。 どんなスーパープレイヤーでも「どんな演奏しても誰からも何も言われない」なんてことはあ…

省いていい手間 悪い手間

■省いていい手間 「譜面や音源をネットにアップして、メンバーにダウンロードしてもらう」 最近はそんなスタイルが当たり前になってきました。 音源や譜面を人数分用意する手間。それを送る手間、それにかかる費用。ネットを活用して時間もお金も節約出来る…

上達が早い人2-(その2)

(その1)からつづく 上達速度を上げるための「練習時の意識の置き方」「意識を向けるポイント」について解説しています。 ■意識の効果 脳をフル回転させて意識を自分の体やスティックの動きに集中させて練習をしていくとどうなるでしょうか。 脳は次第に学習…

上達が早い人2-(その1)

■上達速度の差 練習して上達するための条件がいくつかあります。 ・正しい練習方法であること・十分な時間をかけていること 正しい(自分に合った)練習方法で十分に時間をかければ必ず誰でも上達します。 ですが同じような練習をしていても上達のスピードが…

上達が早い人1

■上達が早い人の特徴 同じ条件でドラムレッスンをしていても上達が早い人がいます。 そういう人の特徴として 「何か別の事をある程度のレベルまで習得した経験がある」 ということが挙げられます。 スポーツ系の部活動が一番分かりやすいんですが(サッカー…

本当に「苦手」ですか

「リズムキープが苦手です」「16ビートが苦手です」 ドラムを教えていると、生徒さんからこんなことをよく言われます。みなさん、上手く叩けなくていろいろと苦戦しているようです。 ただ、ここでよ~く考えて欲しいんですけど、本当にそれって苦手なんでし…

本当に「やりやすい」ですか

正しいフォームやグリップを教えると 「なんかこれ、やりにくいんですけど」 と言って、元のフォームに戻してしまう生徒さんがいます。 でも本人が「叩きやすい」というそのフォームを見ると... メチャクチャ^^ その人に聞きたいんですが本当にそのフォーム…

やってはいけない練習

スポーツでも楽器でもやってはいけない練習があります。 それは… 「技術練習と体力トレーニングを同時にやること」 です。 技術練習は文字通り技術面でのスキルを上げるための練習です。体力トレーニングはいわゆる筋トレなどで体を鍛えることです。 これを…

練習メニューの王道

■どうしてもハズせない部分 自分の個性に合わせて練習内容や取り組み方をあれこれ試すのはとても良いことです。 ただ、一つだけ絶対に「これをやらないと絶対に上手くはならない」ということがあります。 それは「反復練習」です。 何でもそうですが、ドラム…

練習との付き合い方

ドラムを習っている方の中には先生から出された課題が難しくて「う~ん…」と困っている人もいることかと思います。 今回は練習との付き合い方について書いていきます。 ■楽しくないことは止める 「楽しくないことは止めましょう」なんて先生の立場でこんなこ…

始めの一歩(4)

さぁ、今回からついに足を加えてリズムを刻んでみます。 これが出来ればとりあえず「8ビートが叩けた」ということになります。 ■右足を加える さぁついに足を加えますよ。ここでつまづく人が圧倒的に多いですが、順を追って行けば必ず出来るようになります。…

始めの一歩(3)

前回はまずカウントに合わせて左手を2拍目と4拍目で打つ練習をしました。 今回は右手も使ってリズムを刻んでみましょう。 ■右手も参加させよう カウントを歌いながら左手をリラックスして打つことが出来るようになった人は右手も参加させてみましょう。 右手…