良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

練習

【ドラム】かわいそうなヘッドくん 〜正しく叩こう〜

ども、ドラマー/ドラムインストラクターの"たいこもち"こと滝本です^^ なんか最近レターポットのネタばかり書いているので、私がドラマーだということを忘れている人がいるようです。(自分自身もかw) 今回はドラムのヘッドについて書きます。 ヘッドとはド…

【ドラムセッティング】ビーターのシャフトのセッティングについて

何十年も前からいまだになくならないこのセッティングミス。自分のドラムセットでもしバスドラムのヘッドを破いたら泣くでしょ。バスドラムのヘッド高いし。 くれぐれもそういうことのないようにしましょうね。 youtu.be ■ビーターはヘッドのどこに当てるの…

発見!

販売されている書籍にも初版などは誤字脱字や誤った解説などがあったりしますが... 私がレッスンで使うテキストにもちょっと謎な部分を見つけてしまいました。 これ見てわかりますかね。 左ページに基本パターンが載っていて、右ページにその応用例が載って…

採譜終了...

生徒さんのレッスン用の曲。採譜終了しました。 かなりキツい曲だった〜。 本来は生徒さん自身が書くべき譜面なのだが、BPM184のツーバス曲で途中リズムが倍テンポになったりハーフになったり、拍子も変則的に変わったり(3/4、6/4)するし、音が飽和してい…

3連符の4つ割は難しくない

今指導している生徒のIさん。20歳代の女性です。まだ初心者ですがなかなかセンスが良くてグングン伸びています。 先日のレッスンの後、スタジオのロビーで3連符の話になりました。 3連符ってなんですか? と聞くくらい、3連符に関する知識ゼロ。そこで3連符…

【ドラム基礎練習】アクセントの音色を変える

珍しくドラムレッスン動画です。 たまにはちゃんとしたドラム動画などアップしておかないとこのブログの存在意義を問われかねませんので(笑) youtu.be 練習パッドで練習している人は多いですが、意外と同じ音色でしか叩かない人が多いように感じます。 ステ…

今取り組んでいること2

片手刻みの16ビート(※)が苦手なので集中的に取り組んでいます。 ※雰囲気的にはこういうヤツね。 youtu.be このビデオの8:49くらいからのデモみたいな感じで叩きたい。あとエンディングの曲(28:30あたり)も抜群にいい。あれだけのスピードがありながら音…

ただいま練習ちう

George Kollias先生の教えに基づいてフットワークの練習をしているのだが... taikomochi1019.hatenablog.com 全然できねー(笑)特に左足が笑っちゃうくらい動かねー。 youtu.be かなりヘコむがまずは先生の教えを信じてリード側の足(右足)を鍛えるのだ。ス…

意外でした(George Kolliasの件)

久しぶりにドラムマガジンを買いました。フットワーク特集だったからです。自分にとっては足は永遠の課題なもので。 付録としてGeorge Kollias(超絶にツーバスがすごいお方)のレクチャーがDVDで付いていたのでさっそくチェック。これが結構予想外の説明だ…

結構好きかも

Matt Garstkaのパターンをコピーしたのをきっかけに彼の所属するバンドAnimals As Leadersを聴いてみいました。 youtu.be いいじゃん! メッチャ好み。 ドラマーとしてはMattは叩き方がちょっとマッチョ過ぎるのでもう少し野獣みが減るといいんだけど(笑)、…

今取り組んでいること1

Youtubeでたまたま見つけたのですが... Matt Garstkaのパターンを解説している人がいて、面白そうだったので真似してみることにしました。 youtu.be いざやってみるとパターン自体は比較的すぐにできたのですが、安定感がどうにも上がってきません。まだ考え…

名誉の負傷

『名誉の負傷』なんて言うとちょっと大げさですがね、ライブの後は肩に細かい傷が出来ます。 なぜか。 それは肩にスティックが当たるからです。 スティックのショルダー部分はご存知の通り、シンバルを叩くことで削れてザクザクになりますよね。 ※画像はサウ…

これはわかる気がする

logmi.jp という記事を読みました。 最初は「え〜?20時間で〜?」と懐疑的だったのですが、読み進めていくうちに「ああ、なるほど」と納得。 これはちょっとタイトルが煽りすぎですね。「一人前になる」はいいすぎ。20時間でスキルを身につけるといっても別…

耳を育てる

ツインペダルの16分音符の連打が拍とまったく合っていない リズムパターンが指定したものと全然違う まったくの初心者ではないのに フレーズやパターンが正しく叩けていないことに 本人が気づいていない(叩けていると思い込んでいる) という場面をレッスン…

目標は高く

生徒さんは基本的に 「初心者なので基本を教えて欲しい」「○○が出来ないので出来るようになりたい」 ということでレッスンを受けている方が多いようです。 もちろんそれはレッスンを受ける動機としてはしごくまっとうだと思いますが、それは最終目標を達成す…

譜面についての話(オマケ)

前2回は譜面を書くことは決して省いて良い手間などではないという話でした。 譜面の書き方については 「taikomochi流 ドラム譜の書き方1」(とそのシリーズ) 「taikomochi流 ドラム譜の書き方(補足)」 あたりを参考にしてください。 授業で先生がホワイト…

某大御所ギタリストの方の嘆き2

前回からのつづきです。 先生がホワイトボードに書いた譜面を生徒が手書きで写さずに写メを撮ったことで、先生がガックリきた話。 別に「俺たちの時代は苦労して手書きで書き写したもんだ。今時の若いヤツは楽をしやがって...」と怒っているわけではないんで…

某大御所ギタリストの方の嘆き1

誰もがそのサウンドを聞いたことがあるであろう、某大御所のギタリストの方のお話。 この方、あるスクールで教えていらっしゃいまして、これからご紹介するエピソードはある日のグループレッスンでの出来事。 先生があるコード進行をホワイトボードに書きま…

「クリックに合わせる」の誤解(オマケ)

■クリックの奴隷にならない 何度も書いていますが「クリックに合わせる」ということは「クリック様という主(あるじ)に従属的に合わせてドラムを叩かせていただく」ことではありません。 私はクリックとの関わり方をずっと誤解していたために(いや、正確に…

「クリックに合わせる」の誤解4

クリックとの上手い付き合い方を構築するアプローチのその2です。 ②クリックとズレない自分を作り上げる ま、これは究極の解決法であり、これが出来れば苦労は要らないのですが(笑)。 でも練習のやり方しだいでこういう自分を作り上げることは可能だと思いま…

「クリックに合わせる」の誤解3

クリックに従属的に合わせに行くプレイは音楽的な演奏とは言えず単なる「作業」です。そうならないためのクリックとの上手い付き合い方を構築するアプローチを二つご紹介します。 ①クリックの捉え方を変える クリックを「テンポのガイドとして鳴っている単な…

「クリックに合わせる」の誤解2

「クリックに合わせる」というと クリックという正解があって それに従属的に合わせる というようなニュアンスを感じてしまうため「クリックに合わせる」という言い方は実はあまり適切ではないと思っています。 とは言え他に上手い言い方もないので「クリッ…

「クリックに合わせる」の誤解1

リズムキープ能力の強化のためにクリック(メトロノーム)に合わせて練習を行うことはドラマーにとっては欠かせません。 ただこの「クリックに合わせる」という言葉を誤解している人が実に多いのです。(以前の私です(笑)) そういう人は気を付けないとリズ…

ライバルもつまづく

前回「つまづくポイント」でどの生徒さんもつまづくポイントがあると書きました。 人によってはその壁が乗り越えられずにドラムを止めてしまうケースもあります。 けれど誰もがつまづくということは自分のライバル達もつまづくポイントでもあるわけですから…

つまづくポイント

レッスンをしているとどの生徒さんもつまづくポイントがあります。 ・スティックのグリップ・スティックの打ち終わりの高さコントロール・ハイハットのダウンアップ奏法・足のダブル などは概ねどの生徒さんもひっかかります。 もちろん私も上に挙げた全ての…

どこでも練習は出来る

このネタは過去にも書いているかも知れませんが、読んでいない方もいると思うので書きますね。 ドラムってスティックを持たなくてもいろいろと練習出来る楽器なんですよ。 ドラムを始めたばかりの初期の頃は手足を分離してコントロールすることがなかなか出…

ギターが弾けるようになりたい...

前回ギターシミュレーションソフトのElectri6ityについて書きましたが、ソフトをいじくればいじくるほど... ギターが弾けるようになりたい! と強く思います。 ギターが弾ければ今味わっているこの苦しみからすべて開放されるわけですから。 ギタリストいい…

常にセンターを

生徒さんによくある傾向なのですが... スネアのセンターをヒットしてません! シンプルな8ビートはまだいいのですが、 両手刻みの16分音符や ツインペダル連打の時などは かなりの確率でスネアのヘッドの中心からはずれたところを叩いてしまっています。 も…

出来たらいいな2

私が今取り組んでいる二つ目の「出来たらいいな」はプッシュ・プル奏法。 これはもしかしたらあまりなじみがないかも知れませんし、はっきり言ってこれが出来なくてもドラマーとしては全く支障がありません。私自身40歳くらいまで存在も知りませんでしたが全…

出来たらいいな1

前回は 「絶対に出来なければダメ」 と 「出来たらいいな」 をしっかり分けて練習しましょう、という話をしました。 ※「前回は」と書いておきながらその前回の記事が抜けていたので追加いたしました。 前回の記事「練習の区分け」を先にお読みください。 で…