長い付き合い
THE LIBERATIONバンドのギター、ベース、ドラム(私)はかれこれ20年くらいの付き合いになります。
出会った時はこれほど深く関わるとは思ってもいませんでした。けれど何の因果か、こうして一緒にバンドをやっています。
20年間、常に一緒に活動していたわけではありませんが、つかず離れずこうしてかかわりを持ち続けていられるのはなぜなのか。
それはお互いをリスペクトし合っているからだと思うんです。
プレイヤーとしてリスペクトしている部分ももちろんですが、根本的な考え方の部分をね。
人間ですから当然意見の食い違いは多々あります。意見がぶつかる時もあります。
けれどそれってむしろ当たり前でしょう?
「ああ、君はそう考えるんだ。俺とは違うね。でもその考え方も面白いね」
そんな感じ。
世の中を見ていると自分の意見を絶対視して反対意見を言う人を力任せにねじ伏せようとする人の多い事、多い事。
ツイッターとかでも不毛な意見のやり取りを見かけると本当にため息が出ますね。
自分は自分。
相手は相手。
私は音楽の部分で相手を尊敬出来れば少々意見が異なっても気にしません。
相手はどうかは知りませんが、私はそういうスタンスです。
まぁ、いくらスーパーミュージシャンでも極端に偏った考え方の人とは距離をおくかもしれませんが^^
相手の考え方をなんとしても変えてやろうと鼻息が荒い人は本当に無駄な労力を使っていると思います。
若い頃は私も相手の間違いをなんとか正して自説を受け入れさせようとか頑張っていました。今思うと本当に時間の無駄でした。
この歳になるとそういったことに時間を割くよりも自分や大好きな人のために時間を使いたいと思う気持ちが強くなりました。
まぁ、頑張ってもあと30年くらいしかありませんから(笑)、有効に人生は使いたいと思います^^