良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

誰もが通る道

クラリネットでね、シの音が出ないんです。


って、唐突にすいません^^


ワタクシ、小学校のブラスバンドの指導者(のまねごと)をずっとしているんですが、元々ドラマーなんで管楽器の知識はゼロ。だから具体的な奏法などは全く指導できません。当然トランペットもサックスも何も吹けません。


ただ、せっかくブラスバンドに携わっているのだから、自分でも何か練習してみようかと思ってこの間の土曜日クラリネットを吹いてみたんです。


そうしたら一応音は出ました。


音階もある程度吹けました。


けれど...



シの音が出ない!



どうやっても出ない。


ドからラは実は指の押さえ方も簡単でリコーダーを吹いた事がある人なら(指に関しては)それほど苦労することなく対応できると思います。


それがシの音になると、いきなり難易度がググッと上がるのです。


シは両手の指をフルに使ってキーや穴を押さえなければならず、さらにそれまでと同じ息の吹き方だと音が鳴らないんです(少なくともワタクシは鳴りません)。


どうにもこうにも音が鳴らないので、クラリネットが壊れているんじゃないかと思って、たまたま学校に遊びに来ていた卒業生のクラリネットの子にワタクシが吹いていたクラリネットを渡すと



軽々とシの音が鳴るんです!(笑)



だからクラリネットは壊れてない。要するに押さえ方が悪いか吹き方が悪いかのどちらか(もしくは両方)なんです。


でも本当にあれこれ試してみても鳴らないんですよね、シの音が。


自分以外にもシの音で苦労している人はいるのだろうかと、試しにネットで「クラリネット シの音」を検索してみたら、出るわ出るわ。シの音が鳴らなくて苦戦している人達の悲痛な叫び(書き込み)が数多く見られました。


シの音がどうしても出なくてクラリネットを止めてしまう人、シの音が出るようになりさらに上のレベルへと到達する人。クラリネットをやる人にはここが一つの大きな関門となるんでしょうね。


悔しいのでしばらくクラリネットを練習してシの音が出るようになるまで頑張ってみたいと思います。