良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

泣くな、娘よ!

ある日、娘(ゆきちゃん・4歳4ヶ月)が泣いて抱き付いてきました。聞けば友達や上級生が娘の描いた絵を見てグチャグチャだと言ったらしいのです。


この年代の子って結構きついことをズバッと言ったりしちゃうもんなんですよね。特に悪意などはないんでしょうが言われた方は小さな子供と言えどもやはりショックを受けるようです。


確かに娘の絵は一般的に言えばグチャグチャです(笑)。人を描かせてもなにやら得体の知れない色と形の組み合わせになってしまいます(^^)。


けれど日頃常識と言う枠に縛られている我々大人からするとグチャグチャな絵を描ける娘が逆にうらやましかったりします。その色使いや形の描き方に新鮮な驚きをおぼえ、ハッとさせられることも多々あります。


うちの母は絵が趣味でたまに個展なんかもやる人なんですが、その母が娘の絵をみて私もこんな風に絵が描けたらと言います。


常識に捉われない自由な発想で自分の感性にまかせて絵を描くというのは大人になればなるほど難しくなるように思います。(だからこそピカソとかゴッホとかが天才と言われるのでしょうが)それをいとも簡単にやってのける娘をやはり素晴らしいと感じてしまうのです。


一般的には人間を人間の形にちゃんと描ける子の方が絵が上手いと言われ評価が高いのかも知れませんが娘にはあまりそういった部分は求めずに自由になんでも表現できる感性を大切にする気持ちを上手く育ててあげられればと思っています。


さて、他人からの思わぬ評価に「ゆきちゃんはお絵かき上手じゃないんだ」と、このままではお絵かきが嫌いになってしまいそうな勢い。


パパは娘をなぐさめながら彼女の描いた絵をたくさんたくさん褒めてあげました。(でも実際娘の描いた絵は大好きです)