良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

晴舞台

この間の土曜日は娘の保育園の発表会の日でした。
毎年このイベントがあると年の瀬だな〜と感慨深くなります。


娘のクラス(きりん組)の今年の演目は「ありのだいぼうけん」という劇。これはストーリーからセリフからキャスティングまで完全創作のオリジナルという5歳児にあるまじき(笑)チャレンジングなステージ。


娘から簡単なストーリーは聞いていましたが果たしてちゃんとみんなが演じ切れるのかハラハラしながらの観劇となりました。ま、観劇といいつつも俺は毎年ビデオ撮影要員なので肉眼で見る事はほとんどできませんが(笑)。


親としてはドキドキものでしたが園児みんなが頑張ったおかげで劇は大成功。ビデオにもその勇姿をきっちりおさめることができました。早く新潟のご両親にDVDに焼いて送ってあげなければ。


ちなみに今回ありのだいぼうけんではBGMなどはすべてピアノ演奏だったのですが、それがまたとてもよかったんです。実は去年保育園の体制が変わりまして(民営化されました)それまでの3年間手作り感たっぷりの発表会だったのがCDをかけてみんながそれに合わせて踊ったり演じてハイ終わりというスタイルに変わってしまったので俺は猛烈にがっかりしたんですね。


で、発表会の後、感想を書いてくださいという紙が配られたので正直に「これまでで最低でした。なぜなら…」と延々と書き連ねたんです。もう紙の表側だけでは足りず裏までビッシリ。保育園としては「なんだコイツ?!」と思ったことでしょう(笑)。


でもね、俺としては出来合いのCDに合わせてストーリーをただこなすような劇は見たくなかったんです。そりゃ、先生はその方が楽かも知れないけれど子供のことを考えたら絶対にピアノで演奏してあげた方がいいんです。っていうか保育園の先生がピアノ弾かなくてどうする(^^)。


それにCDだと音響が悪くて会場内に聞こえなくて子供の歌とずれてしまったりすることがあるんですけど(今回もありました)生でピアノ演奏してあげればその時の子供の気持ちに合わせてテンポや表情を変えたり色々と細かい配慮ができるんですよ。


そうやって先生と子供が一緒になってステージを作り上げることにこそ意味があるのではないかというようなことを書いたように記憶しています。


そして今年はまさにきりん組全員でつくりあげた素晴らしいステージとなりました。来年は保育園最後の年になりますが今年に負けないような素晴らしいステージを見せてくれることを期待しています。気が早いけど(笑)。