思い込みを捨てる1
我々は長い人生の中で様々な場面でダメ出しをされます。
学校の勉強の成績が悪かった
部活でレギュラーになれずにずっと補欠だった
会社で業績を上げられず上司の評価が低い
恋人にフラれた
こういうことの積み重ねの中で「自分は大体これくらいの人間だ」「自分にはこれは出来る」「自分にはこれは出来ない」という自分なりのものさしが出来上がります。
そして物事をやる時に無意識にこのものさしに従って出来る出来ないを判断したりしています。
「己(おのれ)を知る」ということは生きて行く上でとても大事なことです。
自分の力量を知ることで分不相応なものを求めたり、無謀なチャレンジを避け、限られた時間と労力を無駄にせずに堅実に歩むことが出来ます。
ですが...(ここからが本題)
その思い込みは実は必ずしも正しくないことがあります。
我々は「出来る」「出来ない」の判断を過去の経験から導き出すわけですが、往々にして「やったことがない」=「出来ない」という判断を下しがちなのです。
「出来ないと思っていたけどやってみたら出来た」ということが実は意外と多かったりするんですよ。
もちろん素質や才能を求められるジャンルは難しいかも知れません。
けれどあまりやりもしないうちから「自分には出来ない」と決めつけないで欲しいんですよね。
(つづく)