久しぶりにキレた
高校に入学した長女。
なぜか家で勉強している様子がない。毎日行われる単語テストの予習はやっているけれど、それ以外の勉強をしている素振りがない。
不思議に思って尋ねました。
「家で勉強してる?」
「学校でやってる」
(そりゃそうだ(笑)。なんのための学校だよ)
「そうじゃなくて、予習とか復習とか」
「やってない。教科書は学校に置いてある」
「はぁ?それじゃ家で勉強できないじゃん。なんで持って帰ってこないの?」
「重いから」
絶句...
久しぶりにキレました。キレたといっても実際は怒鳴ったりしたわけではなく呆れて口がきけなくなったわけですが。
こういうこと書くと「自分も高校生の時はそうだったよ」とか、そういうコメントをたくさんいただくのですが、そういうことじゃない。
娘は国立大学に行きたいと言っています。ただ現時点での学力からいうとそれは「無謀」というレベル。(都立の入試で300点あたりをウロウロしていたレベル)
それくらいの学力の人間が「教科書が重いから」とかいう理由で学校に教科書を置いてきて家で勉強せず、そのくせ「大学は国立へ」とか言っていたらさすがに呆れます。
「プロのギタリストになりたい」といって専門学校に通う人間が「ギターが重いから」と言って学校にギターを置いてきたらどうですか。「学校で習っているから」といって家では一切ギターを弾かなかったらどうですか。
それで「プロのギタリストを目指してます」とかいったら普通は「プロをなめんなよ」ですよね。
そういうことです。
自分がいかに高いハードルに向かっていこうとしているのかを本人がまったく理解できていない...
まずはそこからだよな。どうしたらわかってくれるんだろうか。
怒鳴って従わせるのは自分の主義ではないので、なんとか自発的に娘が勉強と向き合うように仕向けられればいいのですがね。
■追記
「プロギタリストを目指す専門学校生」の例え話は佐々木くんが言ったのを「それだ!」と思ったので拝借しました^^