良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

しばし放置

されてきたこの日記だったが、ワタクシは元気で生きとりまする。ご心配なく。(誰も心配しとらんか(笑))

気づけば前回の日記から10日程も経ってしまったが、なぜこんなに間が開いてしまったか。



ただ書くのが面倒で書かなかったのだ。



いや、それはあんまり言いすぎだな(笑)。

正確に言うと面倒というより気持ちのモードが「書く」ベクトルに向かなかったので自然の摂理にまかせておいたら今日になってしまったと言うべきか。

いや、それもカッコつけすぎだな(笑)。

要はちょっとテンパってて日記どころではなかったというのが一番正直なところかもしれない。


実は8月のライブシリーズが終わってから一昨日までずっとあるアーティストさん向けの曲を書いていたのだ。いわゆるコンペというやつで自分の書いた曲が採用されるかどうかは分からない。いや、むしろ採用されない確率の方が高いだろう。けれどなんとしても採用して欲しくて一生懸命作品を作った。

前回の日記で「慣れないこと」と書いたのはこのことだ。

ドラムが本業の俺にとって作曲というのは本当に未知の世界で右も左も分からないことだらけだ。勝手が分からないためにとても時間がかかる。結局3曲仕上げるのに2週間強かかってしまった。これはプロとしてはきっと失格だろう。

ただ、今の自分のスピードではこれが限界であった。

この「作品を仕上げるスピード」というのはきっと経験を積む事によって知らず知らずのうちに備わってくるものなのだと思う。今の自分は圧倒的に経験不足だ。こればかりは場数をもっと踏んで一つ一つ作業をこなしていくしか解決の方法はない。

けれどその一方でとにもかくにも作品を仕上げるというところまでは行けた。これは自分にとって非常に自信になったし有意義なことだった。自分に足りないこともたくさん知る事ができた。次にまた曲を作る機会があったら是非これをプラスに活かしたいと思う。


さていくら作曲が不慣れとは言え、それだけに集中できるのであったらテンパるところまでは行かなかったが、作曲作業の間並行してDogschoolのリハや本番があったものだから時間配分の下手な俺としてはかなり焦りまくりだったのだ。

ライブのために曲のおさらいもしなきゃいけない、でも作曲も進めなければいけない、でもおさらいもしなきゃいけない、でも作曲も進めなければいけない・・・


ウキーッて感じ(笑)。


でもよく考えたらDogschoolのリハはより良いモノを作り上げるための試行錯誤というとっても前向きな時間だったりするので自分としては苦しみよりも楽しいという感情の比率が遥かに高い。だから時間的には大変だったかも知れないけれど作曲の合間にDogschoolのリハが入ってくれたことで自分がとてもリフレッシュできて実はよかったのかも知れない、と今になって思う。

実際今Dogschoolで演奏するのはとても楽しい。Dogschoolでドラムを叩いている自分がとても好きになれる。以前はドラムを叩いている自分があまり好きになれない瞬間も多々あった。けれど今のDogschoolにはまったくそういう感覚はない。こういう場を俺の与えてくれた日徳さんには心から感謝したい。

そんなわけで大きく二つの事柄が重なり合った時期だったので日記の方まで手がまわりませんでした。こちらの日記を楽しみにしてくれている数少ない読者(?)の方々、心よりお詫び申し上げます。

今後はこのようなことのないようにもう少しマメに内容を更新するように精進いたします。


あと日記っぽいことをいくつか。

9月13日
Dogschoolライブ。
機械の調整ミスで新しい試みが半分不発に終わる。ただ演奏的には着実に進歩を感じる。ライブハウスの人にも前回よりも一体感が増したと言われ次回ライブについても好オファーを受けているので前向きに検討中。

9月18日
mixiなるものを始める。過去に知人数名から「やりません?」というお誘いメールをいただいていたのだがmixiがどんなものかも今ひとつつかめず、メリットも分からずだったので放置してきた。今回再度知人からお誘いを受けたのでとりあえず関わってみる事にした。しかしまだなんのこっちゃようわからん。

某音楽スクールにて助っ人講師。ドラムの生徒はいなかったがベース科志望の生徒のリズム練習に付き合いドラムを叩く。ベース担当の先生の教え方はさすがに経験豊富で「上手いなあ」と感じさせるものであった。参考にしよう。

家族で横浜中華街にて食事。お目当てのお店は行列であったがせっかくなのでと並ぶことにする。1時間ほどで店内へ。狙っていた料理以外にもどの品も美味しく大満足。思っていたよりも値段が安く、これまた大満足。気分良く帰宅。