BURN
言わずと知れたDeep Purpleの名曲でございます。
ある時合同レッスンでBURNを演奏する機会がありました。
この曲をご存じの方なら分かると思うんですが、ドラムがものすごい大変な曲なんですよ。手数がハンパないんで。
普通は「ドラムは歌を邪魔しないように」って耳にタコができるほど言われるのに、Aメロに入った途端ほとんどドラムソロ状態(笑)。
こんなアレンジよく考えるよな〜と感心します。
でもドラマーのイアン・ペイスはこの曲を実に軽やかに演奏するんですね。実際以前武道館で見たイアン・ペイスはどの曲も(BURNはやりませんでしたが)65歳のお歳とは思えないほど非常に軽やかに演奏していました。
一方私がやるとなんか重たいというかブレーキがかかっているというか軽やかさが無い...。
どこが違うんだろうとしばし考えて出した結論はやはり「脱力」。
力を抜きつつも音量を犠牲にせずスピードを維持する。そんなことを意識しながら叩いたところ軽やかさが増し、以前よりはずっとイアン・ペイスの感じに近づいたように思えました。
ロックだからと言ってただただぶっ叩けばいいというものではありませんね。
今更ながら過去の名曲を叩くのは勉強になるなぁ。