久しぶりの衝撃
今回はちゃんとドラム関連の話です。
フットペダルについて。
一昨日のレッスンで生徒さんが「買っちゃいました」といって新しいペダルを披露してくれたのですが、ひと目見てビックリ。
MCD2じゃ〜ん!
MCDとはDWの最上位のフットペダルで日本最安値のサウンドハウスでも13万円近くするシロモノ。
先週「欲しいんですよね」と言っていたと思ったら、もう買ったんか〜い!もしかしてキミ、お金持ちの御曹司かなにかか?(笑)
とにかくまずは試奏させてもらいました。
一発踏んだだけで、思わずニンマリ頬が緩んでしまうくらいの衝撃。
なんというスムーズさ...
仕事柄あちこちのスタジオでいろいろなペダルを踏む機会が多いけれど、別格のスムーズさです。以前デーモン(Pearlの最上位機種)を踏んだ時よりももっとなめらかな感じがします。
それでいて力強さもしっかりあって物足りなさは皆無。ガッツのある音がしてくれるので踏んでいて本当に気持ちがいいです。
特筆すべきは左右のペダルを連結するユニバーサルジョイント。これまたメチャクチャスムーズで1mmの遊びもなく左足のペダルの動きを余すところなくビーターに伝えてくれます。このジョイントだけでも欲しくなりますね。
ここまでペダルの出来がいいと良いプレイが出来ない時にもう機材のせいには絶対にできません。プレイが良くなかったらそれはすべて自分自身のせい。ある意味残酷なまでに自分の実力をさらけ出してしまうハードウェアとも言えましょう。
こりゃiPhoneなんか買って散財してる場合じゃないな。断然こっちを先に買わねばね。ちなみに私はダイレクトドライブのMCDの兄弟機MDDを狙っています。
■追記
日本メーカーのフットペダルも性能に関しては引けを取らないと思いますがハードウェアを買う時って性能だけじゃないんですよね。やっぱりデザインがとても重要。
MCDやMDDを見たら、メチャクチャわくわくしません?メカメカしていて男子の心をくすぐるんですよ。そういうものって性能うんぬんの前にまず「欲しい」「手に入れたい」と思わせてくれます。
現状日本製品は真面目すぎて遊びがないというか(スピードコブラは良い線いっていると思うけど)、もっと「所有する喜び」を感じさせるような製品が出ることを願っています。