同じ材質でも
スティックの材質としてはヒッコリーが一番ポピュラーでそれ以外に、オーク、メイプル、バーチなどがあります。
それぞれの材質ごとに折れやすさというか折れるまでのプロセスが違うんですね。
ヒッコリーはある程度折れるまで粘ってくれて、ついに折れるという感じ。オークはあまり前兆がなく、いきなりバキッと折れます。
ただ、同じ材質でもメーカーごとに折れやすさに差があることが分かりました。
ここ最近使っていた某国産メーカーのヒッコリーのスティックは結構頻繁に折れるんです。そんなに力を込めているつもりは無いのですが、リハで折れ、個人練習でも折れる…。
昨日は久しぶりに以前メインで使っていたプロマークのヒッコリーのスティックで演奏してみたのですが、これがもう全然折れない。新品じゃないのに6時間のリハの間、1セットだけで済みました。
同じヒッコリーでもメーカーによって産地も違うだろうし、加工の仕方も違うでしょうから、当然折れ方も違うんでしょうけど、ここまであからさまに耐久性に差があるとは驚きました。
誤解無きように言っておきますが、耐久性があるから良いスティックというわけではありませんからね。自分がやりたいプレイ、やりたい音楽にマッチしているスティックを使うべきです。
ただメーカーごとにこれだけの差があることは覚えておいてください。
アマチュアの方達は金銭的にキツイのでスティックを安さで選ぶことも多いかと思います。ただ場合によっては安物買いの銭失いになることもあるのだということをお忘れなく。
ご参考になれば幸いです。