カヨコ・アン・パタースンさんの件
今更ながらシン・ゴジラの話。
一部でカヨコ・アン・パタースンを演じる石原さとみの英語力について賛否が持ち上がってるので私もその話題に便乗^^
まず
先日行ってきたバルセロナで
アメリカ人
英国人
ドイツ人
中国人
スペイン人
フランス人
ロシア人
アラブ系の人
と英語で会話をしました。
もうみんな発音が全然違います。母国語でない人の英語は当然母国語に引っ張られた発音になりますが、意味さえ通じればいいんで訛など全然気にせずみなさんガンガン喋ります。
で、それでいいと思うんです。
言葉はコミュニケーションツールなんで通じれば発音は二の次。
ただね。
石原さとみの役どころが
アメリカ大統領特使
日本人の祖母を持つ日系3世
父は上院議員
名家の出身
将来大統領を目指している
というものだったので、強烈な違和感を感じました。
いくらなんでも日経3世で幼少期から英語を母国語として生活しアメリカで教育受けてあの英語の発音はない。
石原さんは与えられた役を全力で演じただけでしょうからそこは別にいいと思います。ただ設定に無理があり過ぎた感あったかな、と。
「映画なんだから別にいいじゃん」
ごもっともです。確かに映画やドラマにリアルを持ち込むのは無粋。フィクションをわかった上で楽しむのが正しいエンタメの楽しみ方。
ただシン・ゴジラはリアルにこだわった描写に力を入れていたので、カヨコの設定ももっとリアル感をもたせればよかったのにと一ファンとしては感じました。
というわけであえて意見を述べさせていただきましたが、こういう細かいところをあれこれ語れるところがシン・ゴジラの楽しさでもあります。