てごわい
先日レッスンをしたある生徒さん。
ツインペダルを踏む左足の調子がどうもおかしい(※)とのこと。
※連続でガーッと踏んでいるとときどき違和感を感じて連打がスムーズに踏めなくなってしまう。過去に何回か起きたことがあるらしい。
今のところこの症状の根本的な解決法はなく連日踏み続けているとある時「あれ?今日はいい感じで踏めたかも」となり、その感覚を忘れないようにしていたらいつの間にか直ってしまうそうです。
レッスンではまずは足元の踏み方チェックから。
見た感じでは特に問題はなし。
けれど生徒さん本人はときどき違和感を感じているとのこと。
その後も「これはどうですか」「あれはどうですか」と踏み方や体の使い方をあれこれ試してみたけれど、改善せず。
これは教える側としては非常にてごわい事案です。
通常は見た目ですぐに良くないところがわかります。見た目でわからなくても生徒さんの感じる違和感や心地悪さの内容を聞くとだいたい原因がわかります。
ですが今回は初めてのケースで、しかも私も経験したことのない体の感覚に関することですからこちらも根本的な原因を探し当てることができません。
元々その生徒さんは独力であれこれ試行錯誤するタイプで、私がすすめる練習法などもすでに試しているということなので、レッスン中に不調を解消するにはいたりませんでした。
しばらくは個人練習に入ってもらって感覚を取り戻すべくあれこれトライしてもらうことになりました。
くそ〜、「あ、それは○○が原因ですね」と一発で解決してあげたかった...
悔しい。