好きなドラマー(32) ~Deen Castronovo~
ぶっ叩き系ドラマーの6人目、トリを飾るのはもちろんこの人。
ワタクシの師匠です。
前Journeyのドラマーです。なぜ「前」なのか。
それは...
逮捕されちゃったからですね(T_T)
まぁ、それはさておき...
とにかく彼のドラミングはスーパー素晴らしいです。この人もエンターテインメント大国アメリカの恐ろしさを教えてくれますね。
アメリカ音楽業界どんだけレベル高えんだよって話ですよ。
元々ディーンは凄腕ロック(メタル)ギタリストのバックでテクニカルなプレイをビシビシキメるドラマーとして名を上げました。
彼の教則ビデオもそんな感じです。
どうですか、これ。
単なるロック兄ちゃんじゃないでしょ。
フレーズがいちいち偏差値高くて、このルックスからどうやったらこんな知的で難易度の高いフレーズが出てくるのか理解不能ですが、これがアメリカの奥の深さなんでしょう。
その後彼はニール・ショーンと一緒にやるようになり、その流れでJourneyの正式メンバーとしてバンドに加入するわけですが、ドラミングだけでなくてなんとボーカリストとしても素晴らしいのです。
ドラムだけでも超一流なのにこの歌唱力とか、反則でしょ。もう嫌になりますね。そんなわけでJourneyのステージではディーンが数曲歌うのがお約束となっています。
現在のJourneyのボーカリストであるアーネル・ピネダは素晴らしいボーカリストですが実は喉がそれほど強くありません。だから何十本もツアーが続くと正直喉がきついのです。そもそもJourneyの曲ってキーが高くてボーカリスト泣かせだしね。
そんな時にドラマーがライブで数曲歌ってくれるというのはボーカリストにとっては本当にありがたいことなのです。彼が歌うことでどれほどアーネルの喉を助けているか。
だからドラマーとしてもボーカリストとしても本当にJourneyには欠かせない存在なのですよ、ディーンは。(なのになぜ逮捕なんぞされとるんじゃー)
現在ディーンは保護観察状態でシャバにいるようです(※)。このままおとなしくしていれば保護観察も解けるはずです。個人的にはJourneyに復活してほしいのですが、Journeyのメンバーがどう判断するか、ですね。
仮にJourneyに戻ってこなかったとしてもサポートであちこちから声はかかるでしょうから今後も彼の活躍を見ることはできると思います。一日も早い復帰を心から願っています。
※なんか音楽活動再開しているみたいですね。