今度は「コブラ」
先日まで「北斗の拳」アニメ版をhuluで見てました。
今更ながらヒドいストーリーですよね。
あ、誤解しないでくださいね。北斗の拳自体は漫画誌に残る傑作だと思っています。
そうではなくて「弱者のいたぶられ方がハンパない=見るのが忍びない」って意味でヒドいストーリーということです。
親が子供の為にニワトリ集めてきて、「これで子供に卵を食べさせてあげられる」とか言って村まであと少しってところで野党に襲われて、その人は殺されて、ニワトリも焼き鳥にされて食われちゃう...みたいな救いの無いエピソードが本当に多いです。
今だったらあまりに残虐過ぎて放送出来ないんじゃないかという内容も当時は放送出来たんですね。
ところで...
huluで「コブラ」の映画版を見つけたので見てみたんですよ。
またまた少年ジャンプシリーズですが、コブラは当時本当に大好きなマンガで夢中になって読みましたね。主人公はカッコいいし、登場する女性はみんな超美人だし、ストーリーも面白いし、単行本もしっかり持っていました。
で、この映画版はストーリーは完全オリジナルで声優さんも松崎しげるさんってことで、個人的には評価の難しい作品でした。
ですが、これで一気にコブラ熱が再発しまして、ネットでコブラの通常TV版を見つけては夜な夜な見るというのが習慣になってしまいました。
やっぱり俺は野沢那智バージョンの方がしっくりくるなぁ。
若干ドタバタ感が強いものの概ねマンガ版のストーリーを踏襲していて楽しめます。今20話くらいまで見ました。全31話らしいので、全体の2/3ってとこですね。毎日数話見てしまうので結構早く見終わってしまいそうです。
主題歌が「かなりルパンしてるなぁ」と思ったらやっぱり大野先生でした。今でも曲の1フレーズが口ずさめるくらい名曲です。アレンジが本当にカッコいいです。
歌がどえらい上手い人だな〜と思って調べたら前野曜子さんでした。この方ペドロ&カプリシャスの初代ボーカルの方らしいんですが、Wikiで調べたら結構数奇な運命を辿っていて、最後は悲しい亡くなり方していたみたいで複雑な思いがしました。
こんなにべらぼうに歌が上手いのに人生の生き方は不器用だったのかな、なんて。
ま、とにかくコブラは楽しいです。
単行本も今更ながら買い集めたくなって来ました。