マスターリズム譜
仕事で譜面をもらう時、私の場合はパート譜でもらえることはまずありません。マスターリズム譜とデモ音源をセットでもらうことがほとんどです。
マスターリズム譜とは何かと言うと...
・曲全体の構成が分かるようなリハーサルマーク(AとかBとか)や記号が振ってある
・コードネームが記載してある
・キメやアクセントが記載してある
くらいの譜面で要するに曲の概略が分かるための譜面です。
基本的に白紙部分が多くドラムに関する情報は指定フレーズが無い限りは基本的にゼロ(笑)。ですからドラマーはこの譜面に自分なりにドラムのパターンやフレーズを記入していくことになります。
ただ個人的には変に中途半端なパート譜をもらうよりはマスターリズム譜をもらう方が自分流に譜面を書けるので好きです。
また私がマスターリズム譜が好きな理由はもう一つあります。
それはコードネームが書いてあること。
私は一応自分でコードなどを勉強したのである程度コードに関する知識があり、コードの響きが分かります。
譜面にコードネームが書いてあると、仮に今自分がどこを演奏しているのか見失った場合でもコードの響きで「あ、ここだ」とすぐに元に戻れるので楽なんですよね。
記載してある情報が少ないマスターリズム譜と言えども書いた人の個性は結構でます。文字や音符がきれいな人はきれい、汚い人は汚い(笑)。
書く人は是非きれいな字でお願いします^^