良いドラマーになるためのブログ

【プロドラマー・ドラム講師たいこもちのブログ ドラムネタは意外と少ないかも】

ドラム

たまには音を消してみる(見る)

スマホなどの登場で練習の様子を手軽に録画出来るようになりました。 私のレッスンでも生徒さんのプレイや私のデモ演奏を録画して一緒に見ながらあれこれ意見を交わすなんてことをやります。 動画データの活用は上達のための力強い味方です。 そこで一つオス…

グリップの力加減

どんな楽器でもスポーツでも「リラックスして~」とアドバイスされますよね。 もちろんこれは四六時中力を抜けということではなく「無駄な力を抜いて」という意味ですが、リラックスすることは良いパフォーマンスを生み出すためには絶対に必要なことです。 …

taikomochi流 ドラム譜の書き方(補足)

「taikomochi流 ドラム譜の書き方1」(およびそのシリーズ)で譜面を書く際のルール、注意事項、アイデアなどをざっくりと説明しました。 今回は譜面を仕上げるプロセスについてご説明します。 ※曲を耳コピする際のプロセスです ■仕上げるまでのプロセス 1.…

オススメの教則ビデオ/DVD(7)

私が独断でおススメするこのコーナー。次の一本はこちらです。 Larry Finn「ドラマーのための演奏能力開発エクササイズ」 ※教則ビデオにしてはめずらしく吹き替えです。 ラリーはアメリカの名門音楽学校バークレーで教えている先生で実力は文句なし。また先…

オススメの教則ビデオ/DVD(6)

私が独断でおススメするこのコーナー。次の一本はこちらです。 Deen Castronovo「High Performance Drumming」 ディーン・カストロノヴォ(カストロノヴァという表記の方がしっくりくるなぁ、個人的には)の教則ビデオです。 現在はジャーニーのメンバーとし…

できないからやらない。でもやらないとできるようにならない。

えっ、そんなの やったことがないから できません。 と言って全然チャレンジしない人がいます。 もうそういうやつは放っておこうとも思うのですが、ジジイとしてはやっぱり一言言っておきたいのです。 何事においても初めての時があります。 じつは今度某大…

オススメの教則ビデオ/DVD(5)

私が独断でおススメするこのコーナー。次の一本はこちらです。 Pat Torpey「Big Drums」 Mr.BIGのドラマー、パット・トーピーの教則ビデオです。全てのロックドラマーに見てもらいたい作品です。 彼の素晴らしいところはテクニックとフィーリングのバランス…

オススメの教則ビデオ/DVD(4)

私が独断でおススメするこのコーナー。次の一本はこちらです Anton Fig「In the Groove」 アントン・フィグ?誰それ?って感じでしょうか。 アメリカの人気番組「デビッド・レターマンショー」のホストバンドのドラマーであるアントン・フィグの教則ビデオで…

オススメの教則ビデオ/DVD(3)

私が独断でオススメするこのコーナー。次の一本はこちらです 「Star Licks Master Sessions: Chester Thompson」 今の若い人にはそれほど馴染みが無いかも知れませんが、チェスター・トンプソンの教則ビデオをピックアップしました。 ※メチャメチャすごいド…

オススメの教則ビデオ/DVD(2)

教則ビデオ(DVD)のワタクシが独断で選んで作品を紹介しております。 2本目はこちら。 「Jeff Porcaro」 特別にタイトルは無いみたいなんですけど、私の心の師匠ジェフ・ポーカロ様の作品でございます。 ポーカロは元々テクニックを前面に押し出すプレイヤー…

オススメの教則ビデオ/DVD(1)

ワタクシははっきり言って教則ビデオ(DVD)オタクです。 独学でドラムを習得したとは言え何もお手本が無かったわけではありません。技術的な部分に関してはほぼ全て教則ビデオを見て学びました。過去100本近い教則ビデオを見てきた経験からオススメの作品をご…

こだわり

ブログで好きなドラマーを何人も書いていますけど、読んでいただけているでしょうか。 「別にお前の好きなドラマーを知ったところで何の意味があるの」 とスルーされていたら悲しいんですけど...(笑) これってただ自分の好きなことを書いているわけではない…

好きなドラマー(10) ~Vinnie Colaiuta~

■好きになったきっかけ今でこそ大好きなドラマーだが、好きになったきっかけのプレイは実は覚えていない。ちょこちょこと音源は聴いていたはずなのだが、これといったプレイを思い出せない。 初めて演奏を見たのは「Grp Super Live In Japan '87」での映像だ…

好きなドラマー(9) ~村上ポンタ秀一~

■好きになったきっかけポンタさんというすごいドラマーがいるということは知ってはいたがちゃんと聴く機会はなかった。 初めて動くポンタさんを見たのは教育テレビで放送されていた「ベストサウンド」という番組で渡辺香津美さんがゲストで出た時のこと。香…

好きなドラマー(8) ~Steve Gadd~

■好きになったきっかけガッドが素晴らしいドラマーだということはドラムマガジンなどで知っていたけれど、ちゃんと興味を持って彼のプレイを聴いたのはドラムを始めて数年経ってからだった。 最初に聴いたガッドのプレイは何だったかな。ボブ・ジェームスの…

好きなドラマー(7) ~Buddy Rich~

■好きになったきっかけバディ・リッチというすごいドラマーがいることはドラムマガジンなどを読んで知っていたが、あまりにもその伝説がマユツバ的な内容だったので「まぁ昔の人だからいろいろと話が大きくなってるんだろう」くらいに思っていた。 そんな折…

好きなドラマー(6) ~Dave Weckl~

■好きになったきっかけ大学時代にチックコリア・エレクトリックバンドを聞いたのがきっかけ。あのバンドは本当に衝撃的だった。特に1stアルバムはエレクトリックで機械っぽい部分を前面に押し出したサウンドになっていて、シーケンサーとガッチリとシンクし…

好きなドラマー(5) ~東原力哉(NANIWA EXPRESS他)~

■好きになったきっかけ高校生の時カシオペアにどっぷりつかっていたが、他のフュージョンバンド実はちょこちょこチェックしたりはしていた。(スクエアとかプレイヤーズとかネイティブ・サンとか) ある日NANIWA EXPRESSという関西のバンドがあるらしいと知…

好きなドラマー(4) ~コージー・パウウェル(RAINBOW他)~

■好きになったきっかけコージー・パウウェルが好きな理由。それは一言「カッコいいから」に尽きる。 中学生の時、DEEP PURPLEが好きになった流れでRAINBOWにも夢中になった。その時初めてコージーのドラムを聴いたが、そのスケール感にぶっ飛んだ。 「これぞ…

好きなドラマー(3) ~イアン・ペイス(DEEP PURPLE)~

■好きになったきっかけ中学二年生の時に聴いたDEEP PURPLEの「BURN」に衝撃を受け、それまでYMO(テクノポップ)一筋だった自分は一気にロックにのめり込んだ。 そのDEEP PURPLEの看板ドラマー。 とにかく派手で手数が多くて何から何まで魅力的で一発でノッ…

好きなドラマー(2) ~神保彰(カシオペア)~

■好きになったきっかけ中三の時に初めてフュージョンという音楽ジャンルに触れたのがカシオペアだった。その時聴いたのは前任の佐々木隆さんのバージョンの「ASAYAKE」だったが、とにかく自分にとってはものすごい衝撃だった。 それまで聴いていたロックはほ…

好きなドラマー(1) ~ジェフ・ポーカロ(TOTO)~

■好きになったきっかけ中学生の時にTOTOを聴いて好きになり、そのバンドのドラマーということでファンになった。 どこが好きと聞かれても困るのだが、なんとなくカッコいいドラムだと感じたのだと思う。ビートも特徴的だし、フィルもユニークだったし。 彼は…

譜面の話 ~オマケ~

高校生の時に銀座のヤマハにドラムの教則本を買いに行きました。 ※アメリカの教則本なんて当時は普通の本屋さんでは売ってなかったのでわざわざ銀座まで買いに行ったんですよ。今ならAmazonでクリック一つで買えますからね。良い時代になりました。 すごく嬉…

マスターリズム譜

仕事で譜面をもらう時、私の場合はパート譜でもらえることはまずありません。マスターリズム譜とデモ音源をセットでもらうことがほとんどです。 マスターリズム譜とは何かと言うと... ・曲全体の構成が分かるようなリハーサルマーク(AとかBとか)や記号が振…

譜面の師匠

私が自分で譜面を書く際にお手本にした譜面が二つあります。 ■お手本1譜面全体の構成を組み立てる時のお手本にしているのはTHE LIBERATIONのギタリストであり、アレンジャーのS君が書いた譜面。 彼の譜面は非常に見やすくてパッと見るだけで曲全体をすぐに把…

譜面書きのお供

譜面を書く際、以前は鉛筆を使っていました。私は絶対に書き間違えをするので簡単に修正ができる鉛筆しか選択肢がなかったのです。 ただ鉛筆は鉛が入っているため、ステージで照明があたった時にたまに光が反射して見えなくなることがあります。そこで鉛筆で…

ノベタン

元々は麻雀用語らしいのですが... 譜面を読むときにも使う言葉で 「譜面どおりやると時間がかかるのでリピート記号等は全部無視して演奏する事」 らしいです。私はほとんど使ったことがないですがこうやって曲を短時間で把握する現場もあるようです。 「taik…

taikomochi流 ドラム譜の書き方2

前回からのつづきです。 ■書く際の工夫3 ~欄外を活用~ 最近は構成が凝っていて1番と2番でドラムパターンが違ったり、2番だけ1小節余分に多かったり(少なかったり)する曲も少なくありません。 そういう場合は厳密に言えばリピート記号やダルセーニョは使…

taikomochi流 ドラム譜の書き方1

ドラムの譜面はピアノの譜面ほど世界に統一規格があるわけではなく、基本部分は同じでも細かいところは結構違ったりします。 ですので(他人に提供する譜面ならともかく)自分用に書く譜面はある程度自己流で構いません。ただあまりにも譜面の基本ルールを無…

お酒の是非

お酒は好きです。ライブ前に一杯飲むこともあります。 もちろんお仕事のライブの前は飲みませんが気軽なライブの時はそれもありでしょう。(THE LIBERATIONのライブの時も生ビールを飲むことがありましたが、最近は止めています。ライブのメニューがかなりヘ…